大阪府で吹奏楽が強い大学の吹奏楽部ってどこだろうなぁと気になっていませんか?
そんなあなたも、これを見れば大阪府大会で強い大学について知ることが出来ます。
この記事では、近畿大学、関西大学、立命館大学に焦点を当ててご紹介していきます。
近畿大学
近畿大学吹奏楽部は、大阪府東大阪市にある近畿大学クラブセンターで活動する吹奏楽部です。
ほとんど毎年大阪府大会で金賞・代表、もしくはシード・代表を獲得しており、大阪で最も強い大学の吹奏楽部と言って過言ではないでしょう。
その上の関西大会、全国大会でも好成績を残しており、全国大会の出場回数は2019年度までで39回で、そのうち22回の金賞を受賞しています。
近年は毎年課題曲Ⅴを選曲しており、自由曲は交響曲を選曲している年が比較的多いです。
こちらの演奏は、定期演奏会で演奏されたJ.バーンズ作曲の『交響曲第3番,作品89より第4楽章』です。ぜひ聞いてみてください!
このように国内で優れた業績を残しているのはもちろんですが、海外でも何度も演奏しているようです。凄いですよね!
こちらの記事では、マーチングを含む近畿大学吹奏楽部の活動内容についてより深く記述しているので、ぜひこちらも参照してみてください!
以下に、近畿大学吹奏楽部の公式ホームページのリンクを張っておきます。
http://www.kindaiband.jp/ (近畿大学吹奏楽部公式ホームページ)
関西大学
関西大学には、「関西大学応援団吹奏楽部」と「関西大学吹奏楽サークルBis」がありますが、今回は前者についてご紹介していきます。
関西大学応援団吹奏楽部は、大阪府吹田市の千里山キャンパスで活動している部活です。
こちらもほぼ毎年大阪府大会で金賞・代表を獲得しています!
2019年度は課題曲Ⅴを演奏していましたが、例年はⅠ~Ⅳの中から選曲しているようです。マーチもマーチ以外の曲も選択していますね。
自由曲は比較的吹奏楽曲を選曲しています。年によっては「宇宙の音楽」や「ルイ・ブルジョアの讃美歌による変奏曲」といったグレード6の曲でコンクールに挑んでいますね。
このことからも、個々の技術が高いといえるでしょう!
ちなみに、2019年度は高 昌帥氏作曲の「吹奏楽のための風景詩<<日が昇るとき>>より、Ⅰ衝動、Ⅳ陽光」でした。
第1楽章と第4楽章を別にして演奏動画が上がっていたので、演奏を聴いてみてください!
この吹奏楽部は、「シンフォニック」「マーチング」「ポップス」「チアリング」の4つのスタイルに対して精力的に活動しています。
その結果、東京都で開催されている「シンフォニックジャズ&ポップスコンテスト全国大会」で金賞を受賞するなど幅広い分野で優れた演奏を披露しています!
詳しくはこちらの公式ホームページをご覧ください。
https://kusbinfo.wixsite.com/kusb/blank-1
立命館大学
立命館大学には、「立命館大学応援団吹奏楽部」と「立命館大学吹奏楽サークルFiz」があるようですが、今回は前者についてご紹介します。
立命館大学応援団吹奏楽部は、2014年度吹奏楽コンクールまでは京都府大会に出場していましたが、拠点を移したこともあり、2015年度からは大阪府大会に出場しています。
京都府支部でも優れた成績を残していましたが、大阪府大会に出場するようになってからは毎年金賞・代表を獲得しています。
ちなみに京都府大会に出場している大学はこちらの記事でご紹介しましたが、龍谷大学をはじめ素晴らしい演奏を披露する大学が揃っています。
課題曲はⅤを演奏している年もありますが、比較的マーチを選択している年が多いです。例えば、2019年度は福島弘和氏作曲の『行進曲「春」』でした。
自由曲は交響曲系を選曲している年が比較的多いですが、吹奏楽作品(ブラスバンド作品)を演奏している年もあります。
例えば、2019年度の自由曲はヴァンデルロースト氏作曲の「いにしえの時から」で、下記から演奏を聴くことが出来ます。
立命館大学応援団吹奏楽部はかなり部員数が多いです。2021年5月時点で部員数が100人超えたことを報告されています。
応援団ということで応援活動をもちろん行っていますが、座奏をはじめ、マーチングも行っている活動的な部活です。
詳細はこちらの公式ホームページをご覧ください。
http://ritsbrass.web.fc2.com/about.html
近年の吹奏楽コンクール関西大会の結果
上記の3大学は、近年ほとんどの年で大阪府大会を勝ち抜いています(立命館大学は2014年以前は京都府大会です。)
ということで、大阪府大会の上位大会である関西大会における近年の3校の結果をまとめてみました。
年度 | 近畿大学 | 立命館大学 | 関西大学 |
2019 | 金賞 | 金賞 | 銀賞 |
2018 | 金賞・代表 | 金賞 | 銀賞 |
2017 | 金賞・代表 | 金賞 | 銀賞 |
2016 | 金賞 | 金賞 | 銀賞 |
2015 | 金賞・代表 | 銀賞 | 銀賞 |
2014 | 金賞・代表 | – | 銀賞 |
2013 | 金賞・代表 | – | 銀賞 |
2012 | 金賞・代表 | 金賞 | 銀賞 |
2011 | 金賞・代表 | 金賞 | 銀賞 |
2010 | 不出場(3年連続全国) | 金賞・代表 | 銀賞 |
近畿大学が頭一つ抜けている印象を受けますね。それにしても、近年関西大会における全国大会への出場枠は1枠のみですからかなり争いが激しいです。
最後に
いかがでしたか?
今回は、大阪府大会を例年勝ち抜いている大学の吹奏楽部をご紹介してきました。
上の3校の練習頻度は、近畿大学は週6日、関西大学は週5日、立命館大学は週6日と大学の部活としては練習量がかなり多いです。
練習量の多さが実力につながっていることは間違いないでしょう!
以下の記事では、全国大会で活躍している大学をご紹介しているので気になる方はこちらもチェックしてみてください。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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