[吹奏楽曲]シング・シング・シングの背景や歌詞(和訳)解説!

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突然ですが、

『吹奏楽曲で有名な’Sing, Sing, Sing’の解説を知りたい!』

と思っていませんか?

’Sing Sing Sing’は演奏すれば非常に盛り上がる楽曲で、その背景を知ればより楽しく演奏できるはずです!

この記事では、吹奏楽曲の中でも有名な’Sing, Sing, Sing’について詳しく解説していきます!

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‘Sing, Sing, Sing’と’Let’s Swing!!’

‘Sing, Sing, Sing’とは、トランペット奏者のルイ・プルマ氏が作曲した、スウィング・ジャズの曲です。

「スウィング・ジャズ」ってなんだ?と思うかもしれませんが、これは大人数で演奏されるジャズの演奏形式です。

いわゆるビッグバンドで演奏するための、ジャズ曲という感じでしょうか。

実はこの曲が作曲されたのは、1936年!

日本の吹奏楽界では非常に有名なこの曲ですが、実は非常に古い歴史があります。

この曲が日本で普及した理由の1つが、

「スウィングガールズ」と呼ばれる日本の映画です!

2004年公開と少し古い映画ではありますが、吹奏楽をされている方なら見たことあるという方もいるのでは?

一言で完結に言うと「ジャズをテーマにした青春映画」

映画「ウォーターボーイズ」は知っていますか?

今でも人気の映画作品の1つであり、これと同じ矢口史靖さんが監督を務めています。

共通しているのは、「笑って感動できる」ところ。

コメディとしても面白いので、気になる方はぜひ見てみてください!

余談となりましたが、この「スウィングガールズ」をもとにM8で出版されたのが、‘Let’s Swing!!’です。

この‘Let’s Swing!!’では、‘Sing, Sing, Sing ‘をはじめとした「スウィングガールズ」で出てくる演奏曲がメドレーで出てきます。

「’Sing Sing Sing’しか知らなかった!」という方は、このメドレーも非常に盛り上がるのでぜひ聴いてみてください!

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実は歌詞も存在している!?

‘Sing Sing Sing’は演奏していると、単なる吹奏楽曲と勘違いしてしまうと思いますが、実は歌詞が存在します。

例えば、こちらの動画は‘Sing Sing Sing’を歌っている動画です。

こちらには、歌詞とその和訳を書いてみました!

気になる方は、ぜひこちらも合わせてみてみてください!

<歌詞、和訳>

sing, sing, sing sing, everybody start to sing
la dee da ho ho deh ho
Now you’re singing with a swing

sing sing sing sing, everybody start to sing
la dee da ho ho deh ho
Now you’re singin with a swing

(作詞・作曲:Louis Prima,  1936年, 「Sing, Sing, Sing」からの引用)

シングシングシング みんな歌い出す
ラーディーダー、ホーホーデュホー
ほら君も気づけば乗ってきた

シングシングシング みんな歌ってる
ラーディーダー、ホーホーホー
さあ君も身体を揺らして歌い出そう

When the music goes around, everybody goes to town.
But here is something you should know
ho ho bady ho deh ho

sing sing sing sing, everybody start to sing
la dee da ho ho deh ho
Now you’re singin with a swing

swing swing swing swing, everybody start to swing
la dee da ho ho deh ho
Now you’re singin with a swing

(作詞・作曲:Louis Prima,  1936年, 「Sing, Sing, Sing」からの引用)

音楽があたりに響きだすときみんなが町へ繰り出し始める
君に知っておいてほしいことがある
ホーホーベイビーホーデューホー

シングシングシング みんな歌ってる
ラーディーダー、ホーホーデューホー
ほら君も身体を揺らして歌ってる

さあ乗って!みんな体を揺らし始めてる
ラーディーダー、ホーホーデューホー
ほら君も身体を揺らして歌ってる

補足説明

ちなみに、’Swing’は英単語では「揺らす・揺れる」といった意味を持ちますが、音楽用語としての’Swing’は意味が異なります。

演奏していてわかるかもしれませんが、

Swing(音楽用語):連続する音符の1つ目をやや長めにし、2つ目の音符を短めにする

というジャズでよく使われる演奏技法です。

つまり、八分音符は「タッタッ」ではなく、「ターッタ」という感じになります。

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‘Sing Sing Sing’と言えば京都橘!

京都橘高校については、こちらの記事でご紹介しました。

こちらに書いたように、京都橘と言えばマーチングが非常に強い高校として世界的に有名です。

全日本マーチングコンテストでの金賞受賞や、アメリカのカリフォルニア州での演奏等活動は多岐にわたっています。

この『オレンジの悪魔』として有名な京都橘の十八番と言えば、この’Sing Sing Sing’です。

これは2016年の演奏ですが、非常にハイレベルな演奏なのでぜひ見てみてください!

いかがでしょうか?

これだけ動いてよくこんなに正確に演奏できるな…と驚愕してしまいますよね(笑)

ある意味、これを練習に参考にすることはできないかもしれませんが、‘Sing Sing Sing’はこれくらい楽しく演奏することを目指したいですね!

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‘Sing Sing Sing’で注目はソロ演奏!

‘Sing Sing Sing’と言えば、やっぱりソロ演奏が重要ですよね。

ドラムス・クラリネット・トランペット…など、学校によってもどの楽器を選択するかが意外と異なります。

この曲のソロ演奏は、やはり盛り上がるポイントといえますね!

ちなみに、個人的にはドラムスを演奏していましたが、‘Sing Sing Sing’は人気曲ということもあって結構解説も上がっていて参考になります。

例えば、こちらの動画ではスローテンポで演奏方法が解説されていますよ!

こういうのを参考に、ドラムの方は正確にテンポを保って演奏できるようにしたいですね!

また、ソロ演奏が多いということで、当然学校によって異なる‘Sing Sing Sing’が演奏されます。

例えば、こちらの動画は茨城県水戸第一高校吹奏楽部による、‘Sing Sing Sing’の演奏です。

クラリネットによるソロ演奏が主体となっています。

特に2人目のソロ演奏は、この動画タイトルにもある通り圧巻なのでぜひ聴いてみてほしいと思います!

続いて、こちらは立命館大学応援団吹奏楽部による‘Sing Sing Sing’の演奏です。

クラリネットのソロ演奏トランペットの高音などにぜひ注目して聴いてみてください!

最後に

いかがでしたか?

今回は、吹奏楽の人気曲の1つである‘Sing Sing Sing’について解説してきました。

この曲は、演奏会や文化祭で演奏すれば非常に盛り上がること間違いなしです!

ぜひ、演奏してみてくださいね!

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