強豪の1つとして名高い文教大学吹奏楽部ですが、どのような吹奏楽部なのか知らない人も多いでしょう。
そんなあなたもこれを見れば、文教大学の吹奏楽部の活動や残してきた成績について知ることが出来ます。
この記事では、文教大学の吹奏楽部について詳しくご紹介していきます!
文教大学ってどんな大学?
文教大学は、埼玉県に本部を有する私立大学です。
この大学のキャッチコピーは「育ての、文教」。そして、建学精神は「人間愛」となっています。
これらの言葉を聞いて、「なんか、教育系の人材育成をしてそう…」という印象を受けるのではないでしょうか?
文教大学は、まさにその通りで、小中学校の教員採用数が私立大学の中で全国第1位となっています!
学生数は8,000人強と学生数が非常に多い私立大学と比較すると、それほど多くないにも関わらずこれだけの教員を輩出しているというのは教員育成のカリキュラムが整っていると言えます。
そして、文教大学のにおける最近のトピックとして、2021年の4月に東京の足立区に新たに「東京あだちキャンパス」が誕生しました!
この東京あだちキャンパスの紹介動画が上がっていますので、ぜひ見てみてください。
動画からも分かるように、新キャンパスということもあってやはりめちゃくちゃ綺麗です。
大学は大抵誰でも入ることが出来ますので、足立区に来た際には立ち寄ってみるのもありかもしれませんね!
というように、キャンパスが追加されて3つになりましたが、メインキャンパスは埼玉県の越谷にある「越谷キャンパス」となります。
最初にご紹介した教育が主軸となる教育学部もこのキャンパスに所属していますね。
まぁ、あまりにも長く説明するとあれなので、さらに詳しく知りたい方はぜひこちらの「大学紹介アニメーション」を見てみてください!
文教大学吹奏楽部ってどんな部活?
最初にご紹介したように文教大学には3つのキャンパスが存在し、それぞれのキャンパスで別の吹奏楽部が活動しているようです。
ただし、見る限りその中でもメインっぽいのが越後キャンパスで活動している「文教大学吹奏楽部」ですので、ここではこの部活についてご紹介していきます。
(湘南キャンパスで活動している「文教大学湘南校舎吹奏楽部」についてはこちらの公式ホームぺージをご覧ください。https://sites.google.com/view/shonan-suisougaku/ )
文教大学吹奏楽部の部員数は60人以上と、学生数がめちゃくちゃ多いような大学の吹部には劣るかもしれませんが合奏をするには十分な人数です。
Twitterとかを見ると、女性の比率が高く、男性の数が割と少なめかなという印象を受けました。
ただ、中学、高校の吹奏楽部を経験してきた方ならばそれほど違和感を持つことはないのではないでしょうか?
そして、練習は火・木曜日が18:10~20:30、土曜日が13:00~17:00、日曜日が10:00~17:00に入っており、要するに練習は原則週4日のペースで行われています。
全国的に見れば活動日数は多い方の課外活動団体と言えるでしょう。(もちろん、週6,7で活動する団体もありますが。)
活動場所は学生食堂の2階や7号館ということで、以下のTwitterの動画でご紹介されています。どちらの部屋もかなり広そうで、合奏するには十分のスペースがあると言えるでしょう!
https://twitter.com/bunkyo_brass/status/1372110462456889348?s=20
活動内容は?
文教大学吹奏楽部では、全日本吹奏楽コンクールや全日本アンサンブルコンテストといった大会への出場、サマーコンサートや定期演奏会などの開催、依頼演奏などを行っています。
このような活動内容を見ると、個人的には割と中学や高校の吹部で行われる内容と近いものがあるのかなぁという印象を受けました。
大学によっては、結構マーチングをやっていたりする学校も多いですが、見る限り文教大学では行っていないようです。
逆に言えば、文教大学吹奏楽部は座奏に力を入れているということが出来ます。そこで、まずはその演奏を聴いてみてほしいと思います!
以下の動画は、2018年の定期演奏会で演奏された「宇宙の音楽」です。この曲はこちらの記事でご紹介しましたが、吹奏楽曲の中でもかなり難曲と言われている曲です。
正直、めちゃくちゃ上手いです。
定期演奏会ということで、おそらくOBやOGの方がいらっしゃると予想されますが、サウンドの重厚感が凄いですよね!
実は、定期演奏会における演奏は「CAFUAレコード」というところでCDで販売されているのですが、毎年そのCDのタイトルとなるメイン曲があります。
2018年におけるメイン曲は先の「宇宙の音楽」ですね。
過去の年度の定期演奏会におけるメイン曲を少しだけ列挙してみると、以下の表のようになります。
年度 | メイン曲 |
2019 | 歌劇「蝶々夫人」より |
2018 | 宇宙の音楽 |
2017 | 歌劇「トゥーランドット」より |
2016 | 組曲「惑星」より |
2015 | 歌劇「ばらの騎士」組曲 |
いずれの曲もまさに大曲と言えるでしょう!定期演奏会では、毎年これらに加えて5曲以上の演奏を披露しているようです。
ただし、非常に残念なことに現在新型コロナウイルスの影響によって、各演奏会の開催の中止が続いているような状況です。
次回の定期演奏会などの演奏会は無事開催されると良いのですが…。
どんな成績を残している?
文教大学吹奏楽部は、吹奏楽コンクール全国大会の常連校の1つです。
2019年度時点で全国大会への出場回数は27回であり、金賞の受賞回数はなんと19回もの全国金賞を受賞しています!
この全国金賞が19回というのは、全大学の中でも第4位に位置しており、第3位の駒澤大学が20回、第2位の近畿大学が22回なのでこれらの大学を抜かす可能性が十分あると言えます。
そして、現在、2015年度から5大会連続で全国金賞を受賞しており、この勢いが今後も続くとなると全国金賞の受賞回数はどんどん増加すると予想されます。
確かに、文教大学が所属している西関東支部は比較的大学数が少なく、他の支部(特に関西)と比較すると若干全国に行きやすいというのもあるかもしれません。
しかし、それにも関わらず全国でも金賞を受賞しているので、もはや支部がどうこうとかはそれほど関係ないでしょう。
実際、全国金賞の割合19/27というのは驚異の7割越えです!これは、大学部門において全国大会への出場回数が最も多い神奈川大学の割合を上回っています。
これだけの結果を残せるのは、やはり指導者の力がかなり大きいと言えるのではないでしょうか?
文教大学吹奏楽部では、長年佐川聖二さんという方が指揮を務められています。
この方は、様々な楽団の指揮を担当されていますが、なんと現在2000年代(21世紀)の全大会で吹奏楽コンクール全国大会で指揮を務めています!
これって、めちゃくちゃ凄い記録ですよね!正直、これを成し遂げている方はほとんどいないのではないでしょうか?
それに加えて、文教大学吹奏楽部では各パートにトレーナーがおり、そのような先生方から指導を受けることができるようです。
(各トレーナーの紹介はこちらを参照してください。)
実力を伸ばしていくには、優れた先生方から教わっていくのが一番の近道です。その点で、文教大学吹奏楽部は恵まれた環境にあると言えるのではないでしょうか?
在学中に指導をしてもらって演奏技術を高めていき、良い賞を受賞したいという方にはぜひおすすめしたい吹奏楽部ですよ!
最後に
いかがでしたか?
今回は、吹奏楽の強豪校の1つである文教大学吹奏楽部についてご紹介してきました。
現在は新型コロナウイルスの影響によって、演奏会の開催が中止が相次ぐ状況ですが、演奏会が開催されるようであればぜひとも文教大学吹奏楽部のサウンドを生で聴いてみてください!
優れた演奏を聴くことで、勉強になることがたくさんあると思いますよ!
以下に文教大学吹奏楽部の公式リンクを張っておきます。特に、最近になってYouTubeの方に過去の演奏会での演奏動画をいくつかアップされたようなので、ぜひ聞いてみてください!
http://bunkyobrass1976.web.fc2.com/index.html (文教大学吹奏楽部公式サイト)
https://twitter.com/bunkyo_brass (文教大学吹奏楽部公式Twitter)
https://www.facebook.com/bunkyobrass (文教大学吹奏楽部公式Facebook)
https://www.youtube.com/c/bunkyobrass (文教大学吹奏楽部公式YouTubeチャンネル)
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