突然ですが、
と思っていませんか?
実は東大は吹奏楽が盛んであり、なんと吹奏楽系サークル(部活)が3つとアンサンブルサークルが4つあります!
したがって、吹奏楽をやりたい方はぜひとも東大のサークルに入団することをおすすめしたいです!
この記事では、そんな東大にある吹奏楽サークルをまとめてご紹介していきますので、サークル決めに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!
吹奏楽系サークルはこの3団体!
東大にある吹奏楽系サークルは、
『東京大学吹奏楽部』・『東京大学ブラスアカデミー』・『東京大学運動会応援部吹奏楽団』
の3つです。
結論から言うと、この3つの団体の違いは、
『東京大学吹奏楽部』…インカレサークルで演奏会中心。吹奏楽コンクール出場なし。
『東京大学ブラスアカデミー』…東大生のみから構成される。吹奏楽コンクールに出場。
『東京大学運動会応援部吹奏楽団』…運動部の応援中心。マーチングができる。
です。
以下では、この3つの団体の詳細についてご紹介していきます!
東京大学吹奏楽部
まず、ご紹介するのは『東京大学吹奏楽部』です。
この吹奏楽部の特徴は、東大生以外の学生も入部することが出来るいわゆる「インカレサークル」であるというところ。
お茶の水女子・青山学院・東京医科歯科・東京外国語大学…など、非常に多くの他大生が所属しています。
部員の大学名を並べると、なんとその数は約20校にもなるんだとか!
数あるインカレサークルの中でもかなり多いです。
普段大学で過ごしていると他大生とかかわる機会って案外あんまりないです。
したがって、人間関係の幅を広げるという観点からも個人的にかなりおすすめです!
そして、部員数も非常に多く、その数なんと100人超え。
これだけ多いと、曲によってはパートの関係からこんなに人数が要らないということがありそうですよね。
そこで、この吹部の特徴的な制度が『乗り降り制』です。
『乗り降り制』とは、部員が分担して曲を演奏する制度のことです。
つまり、例えばある演奏会で5曲演奏するとしたら、そのうちの3曲を演奏して2曲は演奏しないという感じですね。
高校の吹部だとすべての曲を全員で演奏するということが基本的だと思うので、比較的新鮮に感じる制度ではないでしょうか?
そして、ぜひこの吹部に入団する前に覚えておいてほしいことは、吹奏楽コンクールには出場していないということ。
つまり、学際や演奏会、各種イベントでの演奏が中心になります。
ただし、『コンクールに出場していない=活動的ではない』ということは決してありません。
実際、練習については水・金の18:00~21:00で合奏やセクション練習があり、その他に週1でパート練習と週3の練習があります。
サークルによっては週1や週2という団体が結構あるので、しっかりと練習することができますよ!
また、場所は主に本郷キャンパスでの活動になります。
駒場キャンパス…入学してから2年生まで(学部が決まるまで)は全員このキャンパスに通う。
本郷キャンパス…学部に進学後から多くの学生がこのキャンパスに通う。
したがって、1,2年のうちは部活のために移動する必要があるところが、少し大変かもしれません…!
以下の動画は、2023年の『五月祭』で演奏された東海林修氏作曲の「ディスコ・キッド」です。
ぜひ聴いてみてください!
『東京大学吹奏楽部』の公式Xはこちら。 https://twitter.com/utwe
東京大学ブラスアカデミー
次にご紹介するのは『東京大学ブラスアカデミー』です。
先ほどご紹介した『東京大学吹奏楽部』と一見似ているのかなと思ってしまいますが、実はかなり異なります。
まず、1つ目の特徴は吹奏楽コンクールに出場しているという点です!
『東京大学吹奏楽部』はコンクールに出場しないので、大学でもコンクールに出場したいと言う方は、必然的にこちらを選択することになるでしょう。
ちなみに、2023年度は課題曲Ⅳの『マーチ「ペガサスの夢」』と、「吹奏楽のための<<抒情的「祭」>>」(伊藤康英)を演奏していますよ!
吹奏楽コンクールの大学の部で出場しているということから分かると思いますが、2つ目の特徴は、団員が全員東大生という点です。
そもそも、大学の部の吹奏楽コンクールに出場するにはその大学の学生であることが必要なんですよね。
もし、東大生じゃないけどコンクールに出場したいという方は、自分の大学の吹奏楽団もしくは一般で出場している楽団に入ることをおすすめします!
そして、3点目の違いは駒場キャンパスで活動しているという点です。
入学してからしばらくは駒場キャンパスに在籍するということから、授業の後にすぐ部活ができるというのは正直だいぶ楽です!
キャンパス移動しなくて済むというのはかなりのメリットなので、活動のしやすさという観点から選ぶのもいいと思いますよ!
ちなみに、コンクール以外の活動内容は学祭や定期演奏会での演奏など、大きなイベントとしてはそれほど大きな違いはありません。
部員の人数も100人以上と、『東京大学吹奏楽部』と同じくらいの規模感といえます。
また、練習は月・木・土の週3になりますので、この練習回数としても大差はないでしょう!
以下の動画は、2023年の『コンサート・メイ』で演奏された、伊藤康英さん作曲の『吹奏楽のための<<抒情的「祭」>>』の演奏動画です。
ぜひ聴いてみてください!
『東京大学ブラスアカデミー』の公式HPはこちら。 http://www.brassacademy.jp/
『東京大学吹奏楽団』と『東京大学ブラスアカデミー』の比較
ここまで、『東京大学吹奏楽団』と『東京大学ブラスアカデミー』の2団体についてご紹介してきました。
この2つの団体の比較をまとめると以下の表のようになります。
東京大学吹奏楽団 | 東京大学ブラスアカデミー |
コンクールには出場しない | コンクールに出場する |
乗り降り制 | 団員全乗り |
インカレサークル | 東大生のみ |
主に本郷キャンパスで活動 | 主に駒場キャンパスで活動 |
どちらに入ろうか迷った際には、ぜひともこれらの点に着目してみてください!
東京大学運動会応援部吹奏楽団
最後にご紹介するのは『東京大学運動会応援部吹奏楽団』です。
このサークルはその名の通り、運動部の応援に駆けつけて演奏を行います。
高校で吹奏楽部に入っていた方は、野球応援を経験したという方がほとんどですよね?
その野球応援と同じ要領で応援演奏を行うサークルですね。
ただし、応援は野球に限らず、アメフト、ラグビー、ラクロス…など様々な運動部の応援をします!
「高校時代は野球応援が好きだった」、「スポーツ観戦が好き」といった方はこのサークルでかなり楽しめるのではないでしょうか?
ただ、『応援団』というと活動としては運動部の応援だけなのかなと考えてしまいますが、全くそんなことはありません。
実は、
・定期演奏会を開催して座奏を披露
・マーチングの1種である『ドリル』を披露
というように、応援以外の活動もしっかりと行っているところが特徴的です。
こちらの動画では、『ステージドリル』についてご紹介されているので、ぜひ見てみてください!
このようにマーチングが出来るサークルということで、上の2つのサークルとはかなり異なります。
大学に入って、新たにマーチングに挑戦してみたいという方にもぜひおすすめですね!
練習に関しては、火・金の全体練習のほかに週1でパート練習があります。そして、土・日に応援活動が入るようです。
したがって、応援が無いときは週3、応援が入ったときには週4~5というように、活動回数が比較的多いサークルと言えるでしょう。
『東京大学運動会応援部吹奏楽団』の公式HPはこちら。 https://www.todai-ouen.com/
最後に
今回は、東京大学の吹奏楽系のサークル(部活)を3団体ご紹介してきました。
いずれも特徴としてはかなり異なるので、ぜひこの記事をサークル決めに役立ててほしいと思います!
こちらの記事では東大のアンサンブルサークルをご紹介していますので、こちらも合わせてご覧ください!
ぜひ参考にしてみてくださいね!
『東京大学に憧れている!どんなサークルがあるんだろう?』
『東大のサークルに入りたい!東大にある吹奏楽サークルを知りたい!』