[まとめ]Anvil(アンビル)ってどんな楽器?何かで代用出来る?

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「Anvilってどんな楽器?」

「これって何かで代用することが出来ないの?」

っていう疑問を抱いていませんか?

そんなあなたもこれを見ればAnvilについて深く知ることが出来、疑問も解決するでしょう!

この記事では、打楽器の1つであるAnvilについてご紹介していきます。

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‘Anvil’ってどんな楽器?

Anvil‘とは、「金床(かなとこ)」を意味する英単語です。アンビルとも呼びます。

金床は、鍛冶などで加熱した金属などを載せる作業台です。

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ゲームとかでもよく出てくるのでなんとなくイメージはできるんじゃないかな~と思います。

正直、

「あれが打楽器かよ!」

って感じですが、確かに叩くとキンキン音が出るので言われてみれば打楽器ですね。

こちらの動画で楽器としてのアンビルの音と聞くことが出来るので、ぜひ聞いてみてください。

アンビルなんて吹奏楽のパーカッションパートをやっていて見たことがない人も多いのではないでしょうか?

実際、演奏であまり使われることがないレアな打楽器です。

アンビルには音階があるものもありますが、大抵の場合は音階がないもので事足りるはずです。

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怪物/YOASOBIで使用される?

最近出版された、Winds Score社が販売している楽譜であるYOASOBIの楽曲「怪物」でAnvilが使用されています。

https://brass.winds-score.com/?pid=158878475 (楽譜販売ページ)

もしかしたら、これを見ている方の中にもこの曲でAnvilが出てきて「なんだこれ!」って思ったから見ているという人もいるかもしれません。

以下の公式の演奏動画では13秒頃に出てくるのがAnvilですね!

ただ、この楽譜ではS.cym.でも代用可となっています。

しかし、S.cym.だとやはりアンビルの音には少し遠いかなと感じてしまいます。

こちらは大阪桐蔭高校吹奏楽部による演奏ですが、こちらではアンビルの代わりにチャンチキを使っています(しかも、Drumsの人が叩いている!)。

「あぁ、チャンチキっていう手があるか!」と筆者自身驚きましたが、確かにS.cym.よりも音は出るし少し似ている金属音ですよね。

チャンチキが学校(楽団)にある方は、一度試してみるのもありでしょう!

代用することは可能?

アンビルは言ってしまえば金属の塊をハンマーで叩いて音を出しているわけです。なので、とりあえず片っ端から金属を探していろいろ叩いてみましょう!

知っている方もいるかもしれませんが、アンビルは2019年度吹奏楽コンクール課題曲Ⅴである「ビスマス・サイケデリアⅠ」で使用されていました。

曲の一番最後にソロで金属音が聞こえますよね?それがアンビルの音です。

以下の動画で指揮者の方が語っていますが、WISH Wind Orchestraでは鉄パイプを使用しているようです。

https://youtu.be/Qecyv7V9bME

つまり、(演奏する曲によってどのような音色が求められるか若干変わりますが)、楽器としてのアンビルにこだわる必要はないということです。

では、鍛冶などで使用される金床っていくらぐらいだと思いますか?

ものによって結構値段は違いますが、安いものなら3,000円くらいで購入することが出来ます。

楽器として考えるなら結構安価ではないでしょうか?

ちなみに楽器としてのアンビルは以下のサイトで販売されており、その販売価格は44,000円です。

https://www.mikigakki.com/ec/pro/disp/G/GV-PMAA

これはプロ仕様のアンビルということですから、やはりこれくらいの値段はしますね。

どうしてもガチのアンビルで演奏したいという場合は、楽器としてのアンビルの購入を考えてみるのも良いでしょう。

楽器としての質はもちろん一番良いはずです!

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どんな曲で使用される?

アンビルを使用する楽曲として例えば、J.バーンズ作曲の「呪文(祈り)とトッカータ」があります。

J.バーンズは「アルヴァマー序曲」の作曲者でもあるので、外国の作曲者ですが知っている方も多いのではないでしょうか?

この動画だと、3:43秒頃からアンビルを演奏している姿が映し出されています。

この辺りは打楽器アンサンブルで進行しますが、ここはアンビルのソロから入るので結構目立っていますよね。

しかも、音量小さめで叩いている様子ですが割とホールに響いています。

また、G.ホルスト作曲の「吹奏楽のための第二組曲」でもアンビルが使用されています。

こちらは吹奏楽曲の中でも比較的人気のある曲です。

この動画ではおよそ8分ごろにアンビルが登場しています。

この曲は4つの楽章からなっているわけですが、この第3楽章は「鍛冶屋の歌」とまさにアンビルが活躍するようなタイトルです。

ここまでいくつかの曲を見てみて(聴いてみて)分かったかと思いますが、アンビルは曲中で目立つように作曲されている曲が多いです。

したがって、どんな曲をやるにもホールで響くようなアンビルを選択して演奏するようにしましょう!

最後に

いかがでしたか?

今回は、吹奏楽で使用されることもある打楽器の1つである‘Anvil’についてご紹介してきました。

途中で述べたように、言ってしまえばアンビルの音は金属音でしかないので、必要な場合はとりあえずそこら辺の金属をいろいろ叩いてみましょう!

ぜひ参考にしてみてくださいね!

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