パーカス初心者はこれ!難易度別の吹奏楽打楽器まとめ!

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突然ですが、

『初心者はどの打楽器を演奏するのがいい?』

『経験者が率先してやった方がいい楽器はどれ?』

と思っていませんか?

いろんな種類の打楽器があるので誰がどの楽器を担当するか悩みますが、これを見れば経験に応じてどの楽器をやるべきなのかはっきりします!

この記事では、初心者が取り組みやすい打楽器経験者が率先してやるべき打楽器について、難易度別にご紹介していきます!

初心者が取り組みやすい楽器

初心者でも吹奏楽の一員になった以上、合奏に参加するということはあるでしょう。

パーカッションは基本的に1パート1人ですので、初心者だから音を出さなくても良いという「逃げ」が出来ません。

パーカッションは常にSolo.みたいなものです!

したがって、なかなか初心者には合奏って酷だったりするんですよね。

ということで、合奏などで初心者が取り組みやすい楽器を紹介していきます。

その前に、あまり楽器のことを知らないっていう人がいたら、まずこちらの記事を見てください!

※あくまで以下の楽器は「簡単な楽器」というわけではありません!極めようと思ったら相当時間がかかります。

①バスドラム

大抵のパーカッション経験者は、初心者にバスドラムの演奏を頼みます。

その理由は何でしょうか?

まず、バスドラムは速い速度で何連発も連続で叩くということがないからです。

つまり、手首や指の使い方がまだ慣れていなくても演奏することが出来ます。

また、バスドラムは常に四分で叩くということも多く、リズムが比較的複雑ではありません。

打楽器の楽譜は他の楽器のものとは異なるので、楽譜を読めるようになるには慣れが必要です。

しかし、バスドラムの演奏ならば複雑なリズムに面食らうことがあまりないので、初心者でも取り組みやすいと言えます。

加えて、他の楽器が演奏している部分だと音がそれほど目立たないことも挙げられますね。

打楽器は基本的に音が目立ちます。

要するに、ミスをすると即座にばれ、場合によっては演奏を止めてしまうこともあります。

バスドラムならば多少ミスっても、演奏が止まるという事態になることはそこまでありません。

したがって、初心者が取り組むには向いていると言えるでしょう!

②小物打楽器

小物打楽器については、こちらの記事で楽器を紹介しています。

小物打楽器の良さは、練習がそれほどなくてもある程度音を出すことが出来る点です。

幼稚園や小学校でタンバリンやトライアングル、カスタネットなどを扱うことを考えれば分かるでしょう。

また、小物打楽器の多くは手元を見なくても演奏することが出来るというのも初心者に向いていると言えます。

例えば、鍵盤打楽器だと手元を見ないと打ち間違えることがあるし、ティンパニも音を変えるときや叩くときに手元を見る必要が生じます。

手元を見なくて済むということは、演奏時に楽譜や指揮者を見ることが出来るので、演奏しやすいと言えるでしょう。

加えて、難曲だと話は別ですが、ポップス系の曲ではそれほど難しい技術を要求されることは基本的にありません。

少し練習して演奏の仕方を覚えれば、合奏で悪目立ちするということはまずなくなるはずです。

③グロッケン

グロッケンは、「目立つ」という初心者にとってのデメリットがありますが、メロディーを演奏することが多いというのが初心者が扱いやすい理由です。

伴奏だとリズムが複雑な場合もあり、音源を聴いてもよく分からないこともありますが、メロディーならそういうことは避けることが出来ます。

ポップス系の有名な曲を演奏するならばメロディーを知っているということも多いので、リズムを難しく考えることなく演奏出来るでしょう。

また、グロッケンはフルートやクラリネットなどの木管楽器と同じフレーズを演奏するということも多いです!

特にグロッケンと木管の位置が近ければかなり演奏しやすいと思いますよ!

中級者以上向けの打楽器

打楽器の中には、初心者が合奏で演奏するにはあまり向いていないという楽器もあります。

しかし、逆に言えばこれらを先輩から勧められれば初心者を脱したと言えるでしょう!

ぜひ、これらの打楽器を演奏することを目標に日々取り組んで欲しいです!

①スネアドラム

吹奏楽のパーカッションの中では主役と言っても過言ではないでしょう!

マーチを始め、吹奏楽曲の多くがスネアドラムを主軸にして曲が成り立っています。

スネアドラムの難しさは、やはり打数の多さ、リズムの複雑さです。

譜面に記載されている多数の複雑なリズムを瞬時に叩けるようになっている必要があります。

また、スネアドラムの演奏には様々な技術が要求されます。

一般の人も知っているドラムロールを始め、フラムパラディドルの技術も要求されるでしょう。

これらを身につけるにはかなりの鍛錬が必要です。

そして、曲全体のテンポがどうなるかがスネアドラムの演奏にかかっていることです。

スネアのテンポがおかしくなると、確実に曲が崩壊します。

しかし、いずれも基礎練習で身につけることが出来る技術です。

基礎練が十分出来るようになったら、確実に演奏することが出来るでしょう!

②ドラムス

ドラムスは、打楽器の中でも別格と言えます。

ドラムスは手だけでなく足の動きも要求されますから、手の動きがままならない状態では演奏することはまず厳しいでしょう。

また、ドラムスにはスネアドラムが組み込まれていますから、スネアドラムをある程度演奏できる技術が無ければいけません。

そう考えると、スネアドラムが演奏できるようになってからドラムスの演奏に挑戦するのが良いでしょう!

ドラムスの演奏が初心者に向いていないのは、曲のテンポの命運は全てドラムスにかかっているからです。

ドラムスが遅くなれば全体が遅くなるし、早くなれば全体も早くなります。

自身の中できっちりとしたテンポ感を持っていないと絶対演奏してはいけません。

テンポ感がないと、曲が大変なことになります。

しかし、ドラムスが出来ればいろいろな活躍の幅が一気に広がりますし、何といっても見た目がかっこいいのでぜひ演奏できるようになりましょう!

③ティンパニ

ティンパニは「第二の指揮者」と呼ばれるように、楽団全体の中でも重要な役割を担っています。

ソロで演奏することも多く、特にコンクールの自由曲で選曲されるような曲では主役と言っても過言ではありません。

指揮者との息を合わせることも多く、自分のことより周りのことに対してより意識を向ける必要があります。

したがって、自分の演奏でいっぱいいっぱいという状況では、かなり厳しいでしょう。

また、ティンパニの難しさは、他にはない「音変え」の作業があることです。

音を変えている間はティンパニのインジケーターを見たりするので楽譜から目を離すことになります。

ティンパニに奏者が「どこ叩いているか分からない」という状況になると、つみます。

無意識にいろいろと出来るようになっている必要があるでしょう!

しかし、曲によってはティンパニの音変えがなく、比較的演奏が楽という曲もあります。

そのような曲では演奏するのもありかもしれません。

むしろ、そういう曲でティンパニの扱いに徐々に慣れていき、演奏を上達させていくという方法もあるでしょう!

最後に

本記事では、初心者や経験者が率先してやるべき打楽器を難易度別にご紹介してきました。

打楽器は一見簡単に見えますが、突き詰めると非常に奥深い楽器です。

続けていくと面白さを実感すると思うので、どんどん技術を磨いて様々な打楽器に挑戦してみてください!

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

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