知って得する!吹奏楽を舞台とした小説のおすすめ3選!

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吹奏楽を舞台としたおすすめの小説ないかなぁと思っていませんか?

そんなあなたに、ぜひとも読んでほしいとっておきの小説3作品があります。

この記事では、吹奏楽を舞台に繰り広げられるおすすめの小説3選をご紹介していきます!

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楽隊のうさぎ

まずご紹介するのは、中沢けいさんの作品である「楽隊のうさぎ」です。

主人公は引っ込み思案の中学生・克久。彼は、いじめられていた経験から学校にできる限り居たくないと考えていました。

しかし、そんな彼を変えたのが吹奏楽部との出会いでした。吹部のパーカッションパートに入ることになり、練習にどんどんと引き込まれていきます。

吹奏楽コンクール全国大会を目指していく中で、彼は技術的にも精神的にも成長していきます。そして、次第に家族をはじめとした周囲の人達との関係が変わっていきます。

このように、「楽隊のうさぎ」は克久が吹部を通して成長していく物語です。

ところで、この小説のタイトル「楽隊のうさぎ」っていう名前をなんかどこかで聞いたことがあるなぁ…って思った方がいるかもしれません。

実は、この小説は2010年のセンター試験の国語で取り上げられた作品です。過去問で解いたことあるぞ!ということで記憶に残っている方もいるのでは?

以下の東進ハイスクールのホームページで問題が載っていましたので、気になる方は見てみてもいいかもしれませんね。

https://www.toshin.com/center/2010/kokugo_mondai_2.html

この小説では『ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲』など、実際の吹奏楽曲が文章中に登場します。

また、比喩表現が多用されているほか、吹奏楽部員ならば共感できることも多いので、吹部出身の人なら楽しめること間違いなしの作品です。

この「楽隊のうさぎ」は、実は映画にもなっています。こちらに貼っている動画は映画の予告編です。これを見ればどんなあらすじなのか分かるので、ぜひ見てみてください!

吹奏楽を舞台とした小説の中でも人気作品なので、ぜひ読んでみて欲しいと思います!

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響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ

次にご紹介するのは、武田綾乃さんの作品である「響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ」です。

舞台は京都府の宇治市にある北宇治高校。主人公の黄前久美子は、クラスメイトの誘いから吹部に入部します。

そこで、彼女は中学の吹奏楽部のチームメイトであった高坂麗奈と再会しますが、久美子は中3のコンクールでダメ金に悔し涙を見せた麗奈に、

「本気で全国行けると思ったの?」

と口にしたことから久美子は麗奈に気まずさを感じていました。しかし、全国大会出場を目指す中で2人は互いに意気投合し、コンクールの練習に励んでいきます。

この「響け!ユーフォニアム」は、オーディションなど、コンクールを目指していく中で起こる波乱万丈の日々を描いた小説です。

この作品はアニメ化及び映画化がされたので、「響け!ユーフォニアム」というタイトルをご存じの方も多いのではないでしょうか?

知っている方もいるかもしれませんが、こちらの小説がこれらの原作となります。ちなみに、ここでご紹介している上記の作品は、このシリーズの最初の作品です。

「響け!ユーフォニアム」シリーズの小説は数多く出版され、最近の2021年2月13日にも新作「飛び立つ君の背を見上げる」が発売されました。

また、アニメが非常に人気なので、Youtube上には様々な動画が上がっています。

例えば、こちらは京都アニメーション公式によるアニメ1期・2期のストーリーおさらい動画です。ネタばれになってしまいますが、先にどんな内容か知るのもありでしょう。

アニメを見た人も、見たことない人もぜひ原作の小説を読んでみてくださいね!

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ビート・キッズ

最後に、風野潮さんの作品である「ビート・キッズ」をご紹介します。

舞台は大阪。主人公の横山英二は、吹奏楽部の部長でパーカッションパートの菅野七生に部員である竹内望を通して吹部のパーカッションに入るよう誘われました。

それは、バスドラを担当していた1年生が退部してしまい、ドリルフェスティバルの出場には穴埋めが必要不可欠だったからでした。

そこで、英二はパーカッションをやることになり、’天才ドラマー’である菅野七生との出会いを通してドラムスのビートに心を奪われていきます。

この「ビート・キッズ」は、それぞれ複雑な家庭事情を持った英二と七生の2人が織りなす笑いあり、涙ありの友情物語です。

この作品は、「椋鳩十児童文学賞」、「講談社児童文学新人賞」、「野間児童文芸新人賞」を受賞しています。

これらの受賞歴からわかるように、分類としては「子ども向け小説」ということになりますが、口コミにもあるように大人でも楽しめる作品です!

この作品には、

「ドラムのひびきは俺の心の花火やねん」

といったようなバリバリの大阪弁で話は進行していきます。それがまた読みやすく、テンポが良いです。

面白くもあり、感動もある小説ですので、ぜひ1度手に取ってみてください!

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最後に

いかがでしたか?

今回は、吹奏楽が舞台の小説3選をご紹介してきました。

吹奏楽を舞台とした小説は数多くありますが、上記の3作品はいずれも人気の高い作品です。吹奏楽関連の小説を読みたいなぁと思ったら、これらを読んでみてください!

ぜひ参考にしてみてくださいね!

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