【まとめ】2026年度吹奏楽コンクール課題曲について解説!

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2026年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲が発表され、吹奏楽コンクールに向けて練習を頑張っているところだと思います!

コンクールへの練習をする中で、課題曲の解説を知りたいと思ったのではないでしょうか?

この記事では、課題曲Ⅰ~Ⅳに関してその背景や演奏について詳しく解説していきます!

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Ⅰ. 夕映えの丘

まずは、課題曲Ⅰ『夕映えの丘』です!

この曲を作曲されたのは、森山至貴さんという方です。

作曲作品の多くはなんと合唱曲

少し珍しい作曲歴と言えますね。

ただ、吹奏楽でも練習で歌うことはあると思うので、吹奏楽と合唱は通ずるところがあり、作曲の面でも同じなのかもしれません!

ちなみに、森山さんは純粋な作曲家ではなく、社会学の大学教授を務めており、これは個人的にだいぶ異例な経歴な気がします(笑)

この曲はマーチではありませんが、比較的少人数で演奏することが出来ます!

譜読みの難易度としてもできる限り抑えられている印象です。

しかし、この曲の難しさは技巧の部分ではありません。

やはり、ポイントは表現の部分と言えるでしょう!

全体として、静かでゆったりとした曲なので、ハーモニーが重要になります。

最初に書いた通り、そもそも森山さんが合唱畑の方なので、そこに重点を置かれているのは必然ですね。

このような背景を踏まえると、練習で歌(ソルフェージュ)等を取り入れると良いかもしれません!

また、ユーフォのソロがあるところもこの曲のポイントです。

ちなみに、作曲者の森山さんは中学時代にチューバをされていました。

そこで、74小節目にチューバが「美味しい」ところをあえて入れたそうです!

ぜひ、実際に譜面を見て着目してみてください!

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Ⅱ.ザ・ガーズ

続いては、課題曲Ⅱ『ザ・ガーズ』です。

2026年課題曲マーチのうち1つがこの曲になりますね。

今年のマーチで珍しいポイントは、この後紹介する課題曲Ⅲを含めていずれも二拍子マーチであるということです!

課題曲マーチは4拍子のものが比較的多いので、いずれも2拍子というのはなかなか珍しいと思います。

2拍子の曲というととっつきにくいかもしれません。

ですが、そもそもマーチは行進曲=人(2足歩行)の歩調に合わせたものなので、本来は二拍子の方がマーチと言えると思います。

それで、この曲の作曲者は星出尚志さんです。

ニュー・サウンズ・イン・ブラス(NSB)のアレンジでよく知られている作曲者の方ですね!

【ヤマハ】「星出尚志」の楽譜・商品一覧- ヤマハの楽譜出版

数多くの有名ポップスアレンジ作品があるので、一度は演奏会などで演奏したことがあると思います!

この曲のタイトルは『ザ・ガーズ』

すなわち、“The Guards”なので、守衛とか護衛する人といった意味ですね。

イメージとしては下の画像のような感じ!

画像を見れば、『こういう感じね!』となんとなくわかったのではないでしょうか?

これを見ても分かるように、いわゆるオーソドックスなマーチと言えます。

ただ、最初に述べたように2拍のマーチであることには気をつけたいです。

こういった動画を参考に、2拍子のマーチについて基礎を身につけておきましょう!

Ⅲ.あつまれ おもちゃのマルチャ!

続いては、課題曲Ⅲマーチ『あつまれ おもちゃのマルチャ!』です。

課題曲Ⅱのところで述べたように、2拍子のマーチですね。

作曲者は伊藤士恩さん。

この名前、どこかで聞いたことがあると思った方も多いのではないでしょうか?

そうです、昨年の課題曲Ⅲ『メモリーズ・リフレイン』の作曲者ですね!

昨年のこの曲はいわゆる課題曲の王道マーチといった印象でした。

構成としては類似していますが、今回の課題曲の方が『王道の課題曲』感はない印象です。

この曲を一回聴いて多くの方が、

『星条旗よ永遠なれになんとなく似てる!』

と思ったのではないでしょうか?

『星条旗』はアメリカの作曲者スーザの作品なので、今回の課題曲は『アメリカンスタイルのマーチ』といえるでしょう。

ちなみに、課題曲Ⅱは『ブリティッシュスタイルのマーチ』なので、同じ『マーチ』ではあるものの違いが在りますね。

マーチについて語ると長くなるので、ここにマーチの解説記事を載せておきます。

バンド指導ヒント vol.8「マーチについて」

よかったら読んでみてください!

この曲を通して、作曲者の伊藤士恩さんは『生徒たちに和声への興味を喚起すること』と記しています。

つまり、この曲はマーチでありながら和声が重要ということです。

和声の勉強はいきなりだと難しいので、指導者の先生に教えてもらうなどして、この曲の和声をしっかり理解できるようになれると良いですね!

また、この曲は他の課題曲と比較しても短いです。

よって、自由曲を長く演奏したい場合はこの曲が第一チョイスになりそうですね!

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Ⅳ. 管楽器のためのフィナーレ

最後にご紹介するのは、課題曲Ⅳ『管楽器のためのフィナーレ』です。

こちらの作曲は伊藤康英さんです。

数多くの名曲を世に送り出している方なので、知らない方は少ないのではないでしょうか?

「吹奏楽のための交響詩『ぐるりよざ』」

伊藤康英さん作曲のなかでも特に有名ですね!

この曲を聴いてまず『難しそう…』と感じた方も多いのでは。

今回の課題曲の中で一番演奏しにくさがあるのはこの曲だと思います。

ただ、その分曲としての完成度も高いので、演奏したくなる人も多いはず!

この曲のポイントは作曲者の伊藤康英さんが書かれている通り、

『ソナタ形式』

というところにあります。

『ソナタ形式ってなんだ?』と思う方はこちらのサイトを見てみると良いですね。

【中学生でもわかる】ソナタ形式とは?ざっくり解説! | ムジクラス -MUSICLASS-|音楽科教員のための授業ブログ

自由曲のような壮大さを感じるのは、こういった楽曲構成が使われているからともいえますね。

この曲を演奏する際は、まず楽曲構成と主題に着目するところから始めましょう!

難しそうと思う曲ではありますが、構成を理解することで演奏しやすくなると思いますよ!

そして、打楽器奏者としてはやはり最後にあるティンパニのソロに着目したいですね。

課題曲でティンパニソロが出てくることは少ないので、パーカッションの人はぜひ楽しんでほしいです!

全体として、難易度の高い課題曲ではありますが、完成度が高ければそれだけ評価され得る1曲と言えるでしょう!

最後に

いかがでしたか?

今回は2026年度の全日本吹奏楽コンクール課題曲4曲についてご紹介しました。

今年は課題曲のマーチが2曲

まずは、マーチかそれ以外か選んでみると良いですね。

それぞれ曲ごとに異なる特徴や難易度も異なるので、ぜひ比較しながら選曲してみましょう!

ぜひ、何度も練習して納得できる課題曲のできを目指しましょう!

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