吹奏楽の名曲「アルヴァマー序曲」を解説!ポケモンプレゼンツで採用!?

吹奏楽曲の名曲の1つである「アルヴァマー序曲」ですが、この曲はどんな曲なのか、その背景はどんな感じなのか知りたいと思っていませんか?

そんなあなたも、これを見ればこの曲の由来といった背景などについて知ることが出来ます!

この記事では、「アルヴァマー序曲」について解説していきます。

「アルヴァマー序曲」ってどんな曲?

「アルヴァマー序曲(Alvamar Overture)」は、ジェイムズ・バーンズ氏が作曲した吹奏楽曲です。

吹奏楽をやっている方なら、ぜひとも知っておいてほしい1曲と言えるでしょう!

これを作曲したJ.バーンズ氏は、このアルヴァマー序曲が有名であるため日本では多くの人が知っている偉大な作曲者です。

ただ、個人的にはこの曲ばかりが注目されすぎていて、彼が作曲した曲でアルヴァマー序曲以外の曲を知らない人も結構多いのではないかと思います(笑)

しいて言えば、有名なのは「アパラチアン序曲」や、「交響曲第3番」あたりでしょうか?

https://youtu.be/2IYDnufC9Vc (「アパラチアン序曲」の音源)

https://youtu.be/fmil2l2i8Bw (「交響曲第3番」の音源)

彼は、アルヴァマー序曲以外にも様々な名曲を生み出しているので、機会があれば他の曲もぜひ聴いてみて欲しいと思います!

それで、ここからはアルヴァマー序曲の話に戻しますと、この曲はグレード5と吹奏楽曲の中でも結構難易度が高い曲です。

この曲は割と吹奏楽曲の定番曲なので、そう言うと「そんな難しくないのかなぁ」とか、「(負担が)軽そうかなぁ」とか感じそうなんですけど、意外とそうじゃないんですよね。

自分はパーカッション担当なので打楽器の経験になりますが、タンバリンとか結構難しくて、目立つし苦戦したなぁという記憶があります(笑)

以下の動画とか、タンバリンの演奏者だけにフォーカスした動画ですが、これからも分かるようにタンバリンは割と主役級の活躍をします。

もちろん、打楽器だけが特段複雑な演奏をするということはなく、どのパートもまんべんなく練習すべきポイントがあるというイメージです。

実際、当時クラリネット担当だった人が「アルヴァマー序曲は難しい!」と言っていた記憶があります(笑)

聴いていて、軽快で楽しくなるような曲ではありますが、演奏者的には比較的技術が必要な吹奏楽曲であると言えるでしょう。

「アルヴァマー(Alvamar)」ってどういう意味?

個人的には、このアルヴァマー序曲を「アルヴァマー」って略して呼んでいるんですけど、この曲名を聞いて、

「ところで、アルヴァマー(Alvamar)ってどういう意味?」

って思ったことはありませんか?

正直、日常では出てくることが無いような単語ですよね。そもそも‘Alvamar’なんていう英単語が存在しているわけではありませんし…。

まぁ、もはやアルヴァマー序曲と言う名前がよく知られすぎていて、疑問に思わない人も結構いるかもしれません(笑)

実は、この曲名は、“Alvamar Golf and Country Club”というゴルフ場にちなんで名づけられたんです!

正直、「えっ?ゴルフ場の名前…!?」ってつっこみたくなりますよね(笑)

そして、’Alvamar’という単語は、このゴルフ場の開発者の両親の名前である”Alva”と”Margarette”をつなげて、略称した造語となっています。

これは、初耳だわという方も多いのではないでしょうか?

このゴルフ場は、アメリカのカンザス州のローレンスという都市にあり、この都市にはJ.バーンズ氏の出身大学かつ、彼が教授を務めている大学でもあるカンザス大学があります。

ということで、このゴルフ場はJ.バーンズ氏が通い詰めていた(通い詰めている)お気に入りのゴルフ場だったのでしょう。

経緯は分かりませんが、このゴルフ場で何らかのインスピレーションを受けて、このアルヴァマー序曲を作曲したということになります。

広大なゴルフ場をイメージして…という感じなんでしょうかね?

ちなみに、現在このゴルフ場の名前は “The Jayhawk Club”という名前に変わっています。したがって、時期が違えば「ジェイホーク序曲」になっていたかもしれません(笑)

“Pokémon Presents”で使われた!?

ポケモンの公式Youtubeチャンネルでは、ポケモンの最新情報を発表する“Pokémon Presents”という動画が時期に応じて公開されます。

そして、2022年8月3日の22時に公開された”Pokémon Presents 2022.08.03″では、なんと今回ご紹介している「アルヴァマー序曲」が採用されているのです!

それがこちら。

(下記の動画をクリックすると、当該場面から再生されるようになっています。)

ポケモン好きの吹奏楽民からしたら大歓喜ですよね!

私自身もアルヴァマー序曲もポケモンもどちらも大好きなので、この動画を見たときはマジで胸が躍りました(笑)

実際、この動画のコメント欄でも吹奏楽経験者の人たちが「アルヴァマー序曲」の採用にテンションが上がっているように思います。

アルヴァマー序曲は吹奏楽曲の中でも親しみやすい曲なので、初めて聴いたという方でもこの曲いいなぁと感じるのではないでしょうか?

ポケモンの新作ゲーム「スカーレット・バイオレット」における壮大な自然の情景と上手くマッチしていて、マジで制作陣ナイスです。

これは買うしかない!!

ちなみに、今回の動画で採用されている部分は「アルヴァマー序曲」の中盤と終盤の抜粋ですので、この機会にぜひ曲を通しで聴いてみてくださいね!

吹奏楽コンクールの人気曲?

アルヴァマー序曲は、吹奏楽コンクールで演奏されることも結構あります!

知名度もあって、J.バーンズ氏の曲の中では最も多くの団体に演奏されている曲のようです。

部門別にみると、アルヴァマー序曲は特に中学部門で演奏されている印象が強いですね。中学生が取り組むコンクール曲としては、ちょうどよい難易度ということでしょうか。

ただし、近年は昔と比較すると吹奏楽コンクールで演奏される機会が減っているようです。

おそらく、現在はどちらかというと定期演奏会や文化祭などで演奏される曲の1つとして選曲されることが多いのではないでしょうか?

実際、YouTubeで「アルヴァマー序曲」と検索すると山のように演奏動画が出てきます。

吹奏楽コンクールという舞台では中学生が演奏していることが多いですが、演奏会やイベントでは大学の吹奏楽サークルや社会人バンドでもよく演奏されています。

例えば、こちらの記事でもご紹介した吹奏楽の強豪校である近畿大学でも下記のような演奏動画が上がっています。

このように、お手本となるような演奏動画が多数上がっているということは、特にコンクール曲として演奏する際に非常に参考になります。

吹奏楽コンクールでは技術力とともに表現力が問われるので、様々な演奏を聴いて、「どのように演奏すればよいか」を考えながら演奏すると良いでしょう!

パーカッションはどんな感じ?

筆者はパーカッション担当の人間ですので、少しだけパーカッションについて触れていきます。

この曲は、パーカッションパートに結構人数が必要な吹奏楽曲です。

どのパートも削らずにちゃんと演奏しようとなると、6人は必要になります。

仮にパートの優先度をつけるとすると、スネアドラム、クラッシュシンバル、タンバリンが必須で…ということになりますが、やはりバスドラ、ティンパニ、グロッケンを削るのは結構渋いです(笑)

ということで、出来る限りパーカッションパートに6人以上いることが要求されるという点は選曲する際に注意してほしいポイントです!

演奏面に関して、特に演奏技術が必要となるのが先ほども挙げたスネア、シンバル、タンバリンの3つの楽器です。

スネアは、「ドラッグ」(装飾音符が2つ)が最初から出てきたり、アクセントが結構出てきたり、そもそもテンポが速めなので遅れないように演奏したり…など難しいポイントが多いです。

この曲を演奏するには、基礎練における1つ打ち、ダブルストローク(2つ打ち)アクセント移動の練習が有効でしょう。以下の記事でご紹介しているので、参考にしてみてください!

シンバルを演奏する上で特に気を付けて欲しい点は、分音符などの短い音符はしっかりと音を切って演奏するという点です!

特に、この楽譜には最初から‘secco’(鋭く音を切って)という音楽用語が記載されています。

シンバルの音を切るときは、しっかりと体に当てて振動を止めるように意識してください!これは、練習あるのみといったところでしょう。

タンバリンで難しい点は、タンバリンの皮を振動させてロールする「指のロール」の技術が必要なところです。

個人的にもあまり得意ではないので、何とも言えませんが(笑)…以下の動画で指のロールのやり方を解説されているので、ぜひこちらをご覧ください。

最後に

いかがでしたか?

今回は、吹奏楽曲の名曲の1つである「アルヴァマー序曲」についてご紹介してきました。

この曲は、吹奏楽をやっているならばぜひとも演奏して欲しい曲です!選曲などに迷っているという方は、この機会に演奏してみてはいかがでしょうか?

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

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