ユーフォ3期で登場!吹奏楽の名曲「ディスコ・キッド」解説!

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突然ですが、皆さんが一番好きな吹奏楽曲はなんですか?

こう聞かれたとき、多くの方が「ディスコ・キッド」を挙げるのではないでしょうか?

この記事では、吹奏楽の名曲の1つである「ディスコ・キッド」の背景や小話などについて解説していきます!

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「ディスコ・キッド」ってどんな曲?

『ディスコ・キッド』は、東海林修さんが作曲した吹奏楽曲です。

吹奏楽をやっている方なら、ぜひとも知っておいてほしい1曲と言えるでしょう!

多くの吹部で演奏されており、テレビ番組『題名のない音楽会』では視聴者アンケートで堂々1位の人気曲という快挙を達成しています!

このように吹奏楽曲の1つとして有名なディスコ・キッドですが、実は吹奏楽コンクール課題曲の1曲です!

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1977年に開催されたコンクールの課題曲ということで、なんと約50年ほど前に出版された楽曲なんですよね。

約50年の時を経てもなお吹奏楽界の人気曲として君臨していると考えると、この曲には色あせない魅力があるといえるでしょう!

ディスコ・キッドの特徴は何といっても、最近の課題曲ではあまり見られないポップス調の課題曲だということ。

良い意味で課題曲っぽくないというのが魅力といえます。

また、パーカッションをやっている身としてはドラムスが楽しいし、ハイハットから入る感じが良い!

…と楽しいわけですが、案外演奏してみるとこれが意外と難しいんです。

また、パーカッションだけが特段難しいというわけではなく、全体的に難易度が高いのがこの曲の特徴の1つでもあります。

ホルンとか、チューバとか、トランペットとか…どの楽器もかなりの高難易度で「楽しそう!」だけで曲を選んでいざ譜面を見ると驚愕するかもしれません…!

実際に、当時の全日本吹奏楽コンクールの中学・高校いずれにおいてもこの課題曲を演奏して金賞を受賞した団体は0だそうです!

同じ課題曲の『高度な技術への指標』を思い出しますね。

このように高難易度の曲ではあるものの、やはり演奏・練習していて楽しく、聴いていて盛り上がる曲なので、ぜひ一度挑戦してみてほしいと思います!

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「ディスコ」ってどういう意味?

なんとなく「ディスコ」というワードは聞いたことがあるけど、あまり意味はよく知らないという人も多いのではないでしょうか?

「ディスコ」の語源はフランス語のdiscothèque(レコード)から来ており、レコードなどの音楽を流して客がそれに合わせてダンスをするところを指します(現在のクラブ)。

日本には有名なDJの方々が沢山いるので、皆さんが知っているDJを想像すればなんとなくイメージがつくのではないでしょうか?

ディスコはそういった踊りたくなるような雰囲気がある、つまりノリがいい音楽であり、確かに「ディスコ・キッド」も聴いていて楽しくなる音楽ですよね!

ただ、これをコンクールという舞台の課題曲に設定するというのは、作曲者の東海林修さんはなかなか肝が据わっているという印象をうけますね…!

『響け!ユーフォニアム3』で登場!

現在、絶賛放送中の『響け!ユーフォニアム3』。

非常に人気な作品で、ストーリーが素晴らしいのはもちろん、実際に存在する曲が作中に登場するところが面白さの1つですよね!

第一話の冒頭から登場したのが、このディスコ・キッド!

アニメを見た方は、「あっ!ディスコ・キッドだ!」と思った方も多いのではないでしょうか?

そして、4/11にはディスコ・キッドで送る特別なOP映像が公開されました!

まだ視聴していない方は、映像と音楽がまさにぴったりなので、ぜひ見て、聴いてくださいね!

『響け!ユーフォニアム3』には今後も様々な楽曲が登場するはずですので、ぜひ楽しみにしておきましょう!

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様々なアレンジの「ディスコ・キッド」がある!?

オリジナルのディスコ・キッドは、コンクール課題曲である(=吹奏楽連盟の権利下)ということもあって現在は購入することができません。

しかし、その人気の高さから東海林修さんが直々に様々なアレンジを施した楽譜が販売されています!

「題名のない音楽会ver.」「40周年記念ver.」など、原曲はもちろん同じですが編成や難易度が異なるアレンジがされています。

http://www.osamu-shoji-fanclub.com/music_discokid_gakufu.html

もともとの原曲でもドラムスなどはある程度アレンジがきく曲ですから、そういったアレンジができるところもこの曲の面白さかもしれませんね!

また、吹奏楽曲として有名なのであまり知られていないかもしれませんが、実はアンサンブル作品としても楽譜が販売されています。

こちらはフレキシブル5パート+打楽器で演奏することができるアンサンブルです!

この動画だと木管5重奏+打楽器の演奏になっていますが、フレキシブルなので金管5重奏+打楽器などの編成で演奏することもできます。

演奏会のオープニングセレモニーとかで演奏してみるのはいかがでしょうか?

ディスコ・キッドといえば、やはり掛け声!

ディスコ・キッドを聴いてると言いたくなるのが、やはりあの「ディスコ!!」という掛け声ですよね!

この曲を演奏したことがある方なら、この掛け声を言ったという方がほとんどではないでしょうか?

もともと楽譜にないこの「ディスコ!!」という掛け声は、当時の吹奏楽コンクールでいくつかの団体(Wikiによると、札幌光星高校、亜細亜大学吹奏楽団、駒澤大学吹奏楽部、ブリヂストンタイヤ久留米工場吹奏楽団)が導入し、コンクールで高く評価されたそうです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%89

現在、吹奏楽コンクールにおいて歌詞を歌うことは禁止されているので、掛け声を入れるというのはなかなか勇気がいりそうですよね。

当時はポップスの課題曲がいくつもあったり、このような掛け声が高評価されるなど、現在のコンクールとだいぶ違うなぁと感じるのではないでしょうか?

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最後に

いかがでしたか?

今回は、吹奏楽曲の名曲の1つである「ディスコ・キッド」についてご紹介してきました。

この曲は、吹奏楽をやっているならばぜひとも演奏して欲しい曲です!選曲などに迷っているという方は、この機会に演奏してみてはいかがでしょうか?

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

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