中学校の吹奏楽部に入る学生は初心者が多く、部の強さは講師の指導に左右されがちです。よって、年によって強豪は結構変動します。
では、近年強い埼玉の中学校の吹奏楽部はどこなのか気になりますよね?
この記事では、吹奏楽コンクールA部門で近年素晴らしい成績を残している埼玉県にある中学校の吹部を3校ご紹介していきます。
朝霞市立朝霞第一中学校
まずご紹介するのは、朝霞市立朝霞第一中学校吹奏楽部です。
2015年に全国大会に初出場して以来、16,18,19年と全国大会に出場しており、特に15,18年は全国金賞を受賞しています!
また、日本管楽合奏コンテスト全国大会でも2年連続最優秀賞を受賞しているそうです。
この結果はまさに強豪校といって差し支えないでしょう!
実は、12年までは地区大会止まりだったという年も多かったんですが、次年度は講師(指揮者)が変わって以来一気に変貌を遂げました。
12年地区大会で銀賞だったのに、13年度には地区、県を突破して西関東大会金賞。これは凄いですよね。
となると、やはり気になるのがその練習方法ですよね。嬉しいことに、下記の記事でインタビュー形式で練習方法がご紹介されています。
積極的にキーボードを使った練習、「聴き返し練習」など今後あなたの練習にも役立つ方法が掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください!
https://blog.roland.jp/info/justy-style002/
また、近年コンクールではマーチ以外の曲を課題曲に、自由曲は「歌劇」の曲を選曲している傾向がありますね。
朝霞市立朝霞第一中学校吹奏楽部は、公式のYoutubeチャンネルを持っているので演奏を聴くことが出来ます。
こちらの動画は、G.プッチーニ作曲の『歌劇「蝶々夫人」より』です。こちらも「歌劇」の曲ですね!この吹部のサウンドに合っているのが「歌劇」の曲なのかもしれません。
ちなみに、これは管楽合奏コンテスト最優秀賞を獲得した曲ですので、聴いてみてください!
越谷市立大相模中学校
次にご紹介するのが、越谷市立大相模中学校吹奏楽部です。
2012年度まではB部門に出場していましたが、2013年度以降はA部門に出場しています。
そして2014年度に全国大会に初出場で金賞を受賞して以来、18年度を除いて毎年全国大会に出場している強豪校です。
11年度以降、ほとんど毎年西関東大会で金賞を受賞しているというのも凄い結果ですよね。
実は、11年度から講師が変わって、そこからB部門の上位大会である東日本大会に出場するようになりました。
また、14年度に現在の講師に代わってA部門でもさらに素晴らしい成績を残すようになったようですね。
講師の力って凄いなぁと感心させられます…!
課題曲はマーチを選曲することが多いですが、自由曲はこちらも「歌劇」の曲を選曲していることが多いです。
もしかして、「歌劇」関連の曲って賞を取りやすいんでしょうか…?
以下の動画は、越谷市立大相模中学校吹奏楽部の依頼演奏における演奏動画です。J-POP系の曲が多いですが、この演奏でも各人の技術の高さを感じることが出来ますよ!
ぜひ聴いてみてくださいね。
川口市立青木中学校
最後にご紹介するのは、川口市立青木中学校吹奏楽部です。
ここは、2015年以来西関東大会で毎年金賞を受賞し、15~18年度は全国大会に連続して出場していた強豪校です。
こちらの中学も13年度以前は、地区大会止まりが多かったわけですが、指導者が変わって大きく変貌を遂げた学校です。
この吹奏楽部を全国に導いた指導者は中畑裕太さんという方です。
以下のサイトでは、その中畑裕太さんが語る「吹奏楽指導をどう行うべきか」が記載されています。
指導者向けという話ではありますが、指導される側である部員も絶対に役に立つ情報が沢山記載されていますので、ぜひ参考にしてみてください!
https://www.jlc-music.com/column/nakachan/
また、こちらは全国大会出場への道のりを描いた川口市立青木中学校吹奏楽部のドキュメンタリーです。こちらを見れば、部活の様子(練習、指導など)がよく分かりますよ!
https://youtu.be/9_6AYL_Ltsg (前編)
https://youtu.be/YeJddW7qisY (後編)
ただ、19年度からは新たに講師が変わったため、ここからがまさに正念場と言えるでしょう。
それでも、顧問が変わった年度も西関東大会で金賞を受賞しているので、今後も強豪として活躍が期待できますね!
こちらは、第5回シンフォニックジャズ&ポップスコンテスト全国大会で準グランプリ[中学・高校の部]を受賞したときの「星条旗よ永遠なれ」の演奏動画です。
素晴らしい演奏ですのでぜひ聴いてみてください!
最後に
いかがでしたか?
今回は、埼玉県にある強豪校の吹奏楽部についてご紹介してきました。
ここまでご紹介したように、やはり講師の力が大きいと感じますよね。
つまり、メンバーがもともと持っている技量よりも各人がどのように練習していくかで成績が決まってくるということです。
これらの吹部を参考に練習を進めていき、良い成績を目指して頑張ってください!
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