ウィンドマシーン(打楽器)って何?自作することは可能?

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吹奏楽でたまに登場する「ウィンドマシーン」ですが、この楽器を持っていないという団体が多いと思います。

なので、いざ必要になったときに「これを自作するべきか…?(そもそも自作できるのか…?)」など様々な疑問が思い浮かぶはずです。

そんなウィンドマシーンに関する悩みもこの記事を見れば、解決するかも…?

筆者自身、ウィンドマシーンを割と演奏してきましたので、この記事では筆者の経験を踏まえてウィンドマシーンについてご紹介していきます。

ウィンドマシーンってどんな楽器?

ウィンドマシーンは、その名の通り風の擬音を出すために使用されるパーカッションの1つです。

以下の動画のように、布が擦れる音を利用して風の音を出します。

打楽器の中ではそれほど登場する機会はなく、むしろ「珍しい打楽器」の1つと言えます!

しかし、「風」というのは一般的な自然音であるため、たまに曲の中に出てくるんですよね。

また、「摩擦音」という音が出る原理は単純であるにも関わらず、曲の中で演奏するとこれが意外と目立ちます。

したがって、学校(楽団)にないからといって演奏しないというのは得策ではなく、曲中に登場するならば、ぜひとも用意したい楽器です!

買うか借りるか自作か?


はっきり言います。借りましょう!

ウィンドマシーンは先に述べたように布が擦れる音を利用している楽器なので、原理的にはそれほど難しいつくりではありません。

よって、頑張れば作れます。

しかし、工作初心者ならまず難しく、何よりもめちゃくちゃ時間がかかります。その時間を練習に割いた方が絶対に効率的です。

しかも、もし完成したとしても音がいい感じに鳴らなかったりして、作った時間が水の泡っていう可能性も十分あります。

何とか借りるあてを探してください!

選択肢として、打楽器のレンタルを行っている店などから借りる、近隣の吹奏楽部(吹奏楽団)に借りるなどがあります。

しかし、パーカッションのレンタル会社の相場はおよそ5,000円超~10,000円超/日です。まぁまぁ高いですよね。

これを何回もレンタルするとなると、やはり金銭的に厳しい。

したがって、学校間で借りるのが一番です。ぜひ、周囲の吹奏楽部(吹奏楽団)に聞いてみましょう。

ウィンドマシーンは滅多に使用することはないので、もし所有していれば大抵は貸してくれるはずですよ!

ウィンドマシーンを自作したい方は…

先に述べたように、自作することはあまりおすすめしませんが…作ってみたくなる気持ちは分かります(笑)

なので、以下では自作してみたいという方の参考になるように、ウィンドマシーンの自作について少しご紹介します。

以下の動画は、小さめですがウィンドマシーンを作製している動画です。見ればわかると思いますが、ある程度工作に精通していれば出来なくはありません。

これくらいの大きさのウィンドマシーンだとどれくらいの音量を出すことが出来るのか分かりませんが、本番で演奏するとなるともう少し大きいものが欲しくなるでしょう。

こちらの動画では、演奏会や吹奏楽コンクールで見かけるような大きさのウィンドマシーンの作製を解説しながらご紹介されています(こちらも日本語ではありませんが…)

この2つを比較すると分かるように、大きさが大きくなるにつれて構造が複雑になり、手間がかかることになります。

もし、自作するならばこちらの日本語で自作のウィンドマシーンを説明しているブログを参考にしてみると良いですね。

http://funfunfun409.blog82.fc2.com/blog-entry-2588.html

追記(2022年1月13日)

上記のブログの運営者様より、コメント(当ページの下部に記載)をいただきました。

ウィンドマシーンの製作について、分からないことがあれば上記のブログにコメントを記載の上、ご回答をしてくださるそうです。

実際に製作なさった方からコメントをいただけるというのは、製作する上で非常にありがたいと思います。

ですので、自作を予定されている方はぜひ上記のブログの運営者様にお聞きしてみてください。

これらを見てわかるように、ウィンドマシーンを自作するのはマジで大変ですが、自作すると決めたなら挑戦してみるのもありかもしれません。頑張ってください!

どんな曲で登場する?

ウィンドマシーンが使用される吹奏楽曲で最も有名なのは、おそらく「宇宙の音楽」でしょう!

この記事を読んでいる人の中にも、この曲でウィンドマシーンを演奏するという人もいるのではないでしょうか?

「宇宙の音楽」についてはこちらの記事で解説しています。

他には有名な曲としてR.シュトラウス作曲の「アルプス交響曲」や、フランコ・チェザリーニ作曲の「アルプスの詩」などがありますね!

後者については、こちらの記事でもご紹介しています。

これらの曲が、吹奏楽コンクールで演奏される機会は比較的あり、どの曲もウィンドマシーンは重要な役割を担っています。

したがって、上記の曲を演奏するならばウィンドマシーンは必須と言えるでしょう!

どのように演奏すべき?

ただ持ち手を回せばいいだけだろって思いますよね。まぁ、実際そうなんですが…(笑)

しかし、意外と曲に合った雰囲気の風の音を表現するのって難しいです。例えば、回しすぎて曲の雰囲気ぶち壊しっていうことも…

実は筆者自身、吹奏楽コンクールでウィンドマシーンを演奏した経験があります。当時考えもなしに回していた結果、審査員の方々からバッシングを受けました…(笑)

なので、その後の上位大会では試行錯誤しながら、予め紙に強弱のかけ方を紙に書き起こして本番に挑みしました。

ウィンドマシーンのせいで金賞を逃した…なんてならないように、どのように演奏するべきかを研究してから本番で演奏するようにしましょう!

そういう事情もあって、ウィンドマシーンはできる限り長期的に借りれた方がいいので、やはりレンタル会社よりも近隣の学校などから借りるのをおすすめします。

最後に

いかがでしたか?

今回は、吹奏楽で使われるパーカッションの1つであるウィンドマシーンについてご紹介してきました。

ウィンドマシーンは演奏において非常に重要な楽器ですので、本番で華麗に演奏して欲しいと思います!

ぜひ参考にしてみてくださいね!

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2件のコメント

片岡 様

初めまして。
製作した2015年当時は参考となる作例ブログが幾つも存在していましたが、その後Yahooを始め無料ブログサービスの相次ぐ閉鎖により、完成までのプロセスを記したブログ主はほぼ私だけになってしまったようで、今般引用していただいた事に対し大変恐縮しています。

現状の使用頻度や貴重な時間・費用等を勘案しても、仰る通り「他所から借りる」のがベターかと思います。
地区の吹連が所有団体を把握してくれればいいんですが。

ウインドマシーンの製作を予定している方で、何か分からない事があればお気軽に私のブログに非公開コメントをお寄せください(返信先のメルアド必須)。
経験した範囲内でしかお答え出来ませんが、少しでもお役にたてれば幸いです。

funfunfun409 様
コメントしていただき、誠にありがとうございます。
仰る通り、ウィンドマシーンの製作方法について詳細に記載されているブログはほとんどなく、funfunfun409 様のブログは非常に貴重に思います。
この度、引用させていただけたことに感謝申し上げます。

確かに、ウィンドマシーンについては地区の吹連が所有団体を把握していれば効率的に貸し借りを行うことができると思います。
ぜひとも、各地区の吹連の方々には積極的に取り組んでいただきたいですね。

当ブログの本文にも追記させていただいた通り、自作を考えている方にはfunfunfun409 様のブログへのコメントを促しております。
このような場を設けてくださり、ありがとうございます。

最後にひとつ申し上げにくいのですが、当ブログの上部に記載しております通り、私は打楽器を「趣味」としている者で全くもってプロではございません(片岡さんではありません)。
誤解を招く表現があったかもしれず、申し訳ございません。

今後も当ブログをご覧いただけましたら幸いです。

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