2021年度の吹奏楽コンクールとアンサンブルコンサートが終了しました!
実は、この2つの大会の両方で全国金賞を受賞した強豪高校があります。どこでしょうか?
答えは、習志野高校、玉名女子高校、岡山学芸館高校、光が丘女子高校の4校です!
この記事では、上記の4つの高校について詳しくご紹介していきます。
追記 : 2022年度 ver.を更新しました!
習志野高校
習志野高校は、千葉県習志野市に位置する高校です。
吹奏楽の強豪校と言えば、この習志野高校を思い浮かべる方が多いのでは?
2021年度は以下の記事でご紹介していますが、吹奏楽連盟が開催するマーチングコンテストでも全国金賞を受賞しているんですよね。
[2021年]吹奏楽・マーチングで全国金賞の強豪高校はどこ?
つまり、3冠達成の偉業!本当に凄いの一言です。
2021年度吹奏楽コンクールの曲目は、
課題曲Ⅳ『吹奏楽のための「エールマーチ」』と『楽劇「サロメ」より 7つのヴェールの踊り』
でした。
また、アンコンでは、
クラリネット4重奏『「オーディションのための6つの小品」より』
を演奏していました。
実はこのアンサンブル曲は、今大会では3校が選曲していた非常に人気の高い曲です。
そして、習志野高校と言えば、野球応援で「美爆音」として有名ですよね。
こちらの動画でご紹介されていますが、この野球応援はコンクールメンバー含め全員で行っているそうです(下記ドキュメンタリー放送当時)。
野球応援をしつつもコンクールで成績を残し、かつ他の大会でも全国金賞と言うのは、並大抵の練習では成し遂げることが出来ないでしょう。
これだけ部活に本気になれる姿勢はぜひ見習わなくてはなりませんね!
玉名女子高校
玉名女子高校は、熊本県玉名市に位置する高校です。
実は、こちらの高校も習志野高校と同様に、マーチングでも全国金賞を受賞しているんですよね!
九州の高校なので、関東圏を含む東日本に住む人は意外と知らない方も多いかもしれませんが、玉名女子高校は近年毎年コンクールで全国金賞を受賞している強豪校です。
2021年度の吹奏楽コンクールでは、
課題曲Ⅰ「トイズ・パレード」と「マードックからの最後の手紙~2021~」
を演奏していました。
また、アンサンブルコンテストでは、
クラリネット五重奏曲「波影」
で全国金賞を受賞しています。
こちらは改訂版の「マードックからの最後の手紙」ですが、この曲は吹奏楽をやっている方なら多くが知っている非常に有名な曲です。
玉名女子高校によるこの曲の演奏が、楽譜出版社の公式Youtubeチャンネルから上がっていましたので、ぜひその演奏を聴いてみてください!
こちらの動画でご紹介されていますが、実はこの吹奏楽部はお笑いトリオ「3時のヒロイン」のゆめっちさんが当時所属していた部活動でもあります。
吹奏楽部員は寮生活で、文字通り1日中吹奏楽漬けの日々を送っているのだとか。
やはり強豪校はその素晴らしい成績に見合うだけの練習量を誇っていることが分かりますよね。
本当に尊敬!
岡山学芸館高校
岡山学芸館高校は、岡山県の岡山市に位置する高校です。
こちらの動画にも登場している通り、近年全日本吹奏楽コンクールに連続で出場し、ここ4大会連続で全国金賞を受賞している強豪校です。
吹奏楽部顧問である中川先生が優しそうで、生徒と学生の信頼関係がこのような素晴らしい結果に結びついている気がしますよね。
2021年度の吹奏楽コンクールでは、
課題曲Ⅳ「エール・マーチ」と「ドラゴンの年より(2017年版)」
を、アンサンブルコンテストでは、
金管八重奏曲「2つの詩曲」
を演奏していました。
過去には吹奏楽コンクール曲として、
「フェスティバル・ヴァリエーション」、「宇宙の音楽」、「華麗なる舞曲」
といったグレードの高い曲を演奏しており、このP.スパーク氏作曲の「ドラゴンの年」も演奏が難しい曲の1つです。
こちらは福田洋介さん作曲の『さくらのうた』の演奏動画です!この機会にぜひ聴いてみてください!
光が丘女子高校
光が丘女子高校は、愛知県の岡崎市に位置する高校です。
この高校も、例年全日本吹奏楽コンクールに出場している強豪校の1つです。
こちらの動画では光が丘女子高校の練習が公開されていますが、その練習方法が他の高校と一線を画しています。
動画からも分かるように、パート練習なしで個人練習を主体に行っており、かつ先生からの個別指導があるそうです。
普段の練習の時間で1人1人に向き合って指導が行われている吹奏楽部は少数ではないかと思います。
このような練習方法が各人の技術の向上につながっており、コンクールとアンコン両方の全国金賞受賞を達成できたのでしょう!
2021年度吹奏楽コンクールの演奏曲は、
課題曲Ⅴ『吹奏楽のための「幻想曲」ーアルノルト・シェーンベルク讃』と「いざ咲き匂はざらめやも」
でした。
また、アンサンブルコンテストでは、
オーボエ三重奏「2本のオーボエとイングリッシュホルンのための三重奏曲」
を演奏していました。
上記のように、コンクール自由曲及びアンコンの演奏動画が上がっていますので、ぜひ聴いてみてください!
最後に
いかがでしたか?
今回は、2021年度の吹奏楽コンクールとアンサンブルコンテストの両方で全国金賞を受賞した高校4校についてご紹介してきました。
この2つの大会の両方で全国金賞を受賞するというのは、吹奏楽をやっている人にとっては憧れだと思います。
そのような強豪校の演奏の視聴や練習方法は今後に生かせると思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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