【いまさら聞けない】吹奏楽のパーカッションが基礎合奏ですべきこと!

スポンサーリンク

突然ですが、

・パーカッションは基礎合奏で何をすればいいか分からない!

・基礎合奏の時間を有効活用したい!

と思っていませんか?

そんなあなたに、自身の経験を踏まえながらパーカッションパートの人達が基礎合奏の時間を有効活用する方法をお教えします!

この記事では、『パーカッションパートが基礎合奏ですべきこと』について解説していきます!

スポンサーリンク

パーカッションは基礎合奏で暇!?

基礎合奏と言えば、

・チューニング

・バランス練習

・和音練習

などなど、学校によっても様々ありますよね!

しかし、いずれにしても基礎合奏は性質上、管楽器や弦楽器が主体となってしまうので、

パーカッションの人たちは、

『暇!!』

なんですよね(笑)

正直言って、これは仕方のないことでしょう!

『パーカッションは基礎合奏が暇』と割り切って考えた方が良いです。

なので、この基礎合奏に対してパーカッションの人たちはどのように取り組むべきか3つの案を考えてみます。

スポンサーリンク

①スネア・バスドラで参加

チューニングなど、練習内容によっては参加できないものもありますが、基礎合奏では打楽器がテンポを刻むことも多いです。

実際、自分が所属している・してきたバンドの全てで基礎合奏はバスドラとスネアが参加してました。

例えば、メトロノームを使うこともありますが、どうしてもバンド全体で音を奏でると(特に『カチッ』という音に合わせている場合)音が聞こえなくなってしまいます。

一方、スネアドラムやバスドラムが主体となってテンポを刻めば全体が合わせやすくなるので、バンド全体としてもメリットがあります!

ここで、パーカッションが注意すべきことは、

・管楽器をかき消すような大音量で叩かないこと

・テンポを刻むのはバスドラとスネアのみで充分であること

・テンポがずれないように気を付けること

・基礎合奏のメニューに合わせてリズムを変えてみること

などが挙げられます!

これらの注意すべきことについて、解説していきます!

基礎合奏では脇役で

まず、最初にも書いたように基礎合奏はやはり管楽器・弦楽器が主体です。

基礎合奏ではパーカッションはあくまで脇役といった認識で臨みましょう!

なぜなら、基礎合奏でピッチを合わせたりするのに、打楽器が大きすぎるとそれは『雑音』となってしまうからです。

当然、メトロノームは主役になることはありません。

なので、テンポを刻む打楽器も基礎合奏では主役ではありません。

『私たちは邪魔せずに、ただひたすらテンポキープします!』

といったスタンスでいましょう(笑)

パートの人数が多いと、例えばシンバルなど他の打楽器でも参戦したくなります。

しかし、様々な打楽器が入るとかえって邪魔になりかねないので、テンポを刻むのはバスドラとスネアに一任することをお勧めします!

つまり、どうしてもパート内で余りが出てしまうので、その人たちは『②別室で基礎練習』『③その場で待機』のいずれかになりますね。

スポンサーリンク

他の音に惑わされない

基礎合奏にパーカッションが参加する最も大きな意義は、テンポキープの練習になることです。

基礎練だとメトロノームに合わせて叩けばよいですが、全体で合わせるときはそうもいきません。

なので、これは基礎練習ではできない練習だととらえるのが良いでしょう!

他の楽器のテンポが揺れることは当然あり得るので、打楽器はその音に惑わされずに自分が思う一定のテンポで刻み続ける必要があります!

一定のテンポで刻み続けるコツとして、

・口パクや足などで一定のリズムを常に刻んでおく

・基礎合奏を行うテンポを頭に入れて置く

・とにかく基礎練習でメトロノームに合わせる練習をひたすら行う

などが考えられます!

テンポを頭に入れて置くというのは難しいことですが、

例えば、胸骨圧迫は『アンパンマンのマーチ(bpm 96)』のリズムでやるといいといったのがありますよね?

そのような感じで、そのテンポの曲と一緒にテンポを覚えておくと、体に染みつきやすいです!

メニューによってはリズムを変更

基本的には、バスドラが4分、スネアが8分で叩くのが基本です!

しかし、例えばリズム練習によっては3連符系の場合をやる場合もありますし、16分で叩くのが相性がいいといった場合もあります。

叩くリズムは取り組むメニューによって、臨機応変に変更していきましょう!

そうすることで、練習効率がupするはずですよ!

ただ、指導者の指示だったり、メニューの内容から、どうしてもバスドラは4分で、スネアは8分で叩くというのを変更できないということもあると思います。

そういった場合、次で説明する『別室で基礎練習』がやはりいいです。

スポンサーリンク

②別室で基礎練習

個人的にはこれがおすすめです!

筆者も、バスドラとスネアをやらなくていい場合は、別室で基礎練習をしていました。

正直、パーカッションを演奏する側からすると、基礎合奏の練習効率がいいかと問われると、疑問なところなんですよね。

確かに、先に書いたようにテンポキープの練習には間違いなくなります。

ただ、そのようなテンポキープは基礎練がベースとなっているので、基礎練がしっかり出来ている人は合奏でも上手く出来ます。

なので、

『正直、その時間で基礎練をしておけばいいじゃん』

ってなってしまうんですよね。

実際、様々なリズムを叩いた方が自身の技術の向上におそらくつながります。

よって、指導者に『別室で基礎練習』することを許可してもらい、その時間を有効活用しましょう!

基礎練のメニューについてはこちらの記事で書いているので、よかったら参考にしてみてください!

③その場で待機

指導者に許可がもらえない場合、また参加できる打楽器もない場合、必然的にその場で待機するということになります…。

こういった場合にパーカッションができることとしては、

・譜読み

・手や手首を動かしておく

・(太ももなどを叩いて)できるだけ消音しながら、リズムを叩く

・管楽器と合わせて歌ったり、呼吸を合わせたりする

などが挙げられます。

ただ、習効率としては①・②と比較するとめちゃくちゃ下がるので、個人的にはあまりおすすめ出来ません。

が、決して時間を無駄にせずに、このようなことをしながら時間を有効活用していきましょう!

スポンサーリンク

最後に

いかがでしたか?

今回は、パーカッションパートが基礎合奏に対してどう取り組むべきかについて解説してきました。

『パーカッションは基礎合奏の時間が暇』っていうのはあるあるですよね。

基礎合奏の時間は避けては通れないので、この時間を積極的に有効活用してほしいと思います!

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA