打楽器五重奏はどの曲も素敵ですよね!私も打楽器五重奏に好きな曲がたくさんあります!
そんな打楽器五重奏の曲を探しているうちに、
と感じていませんか?
この記事では、演奏するのに特におすすめな打楽器五重奏を3曲ご紹介します!
5人の打楽器奏者のための「セレモニー」
『5人の打楽器奏者のための「セレモニー」』は、吉岡孝悦氏が作曲した曲です。
それぞれのパートが生み出す音が組み合わさることにより、「セレモニー」の名に相応しい重厚感が曲に生み出されています。
この曲は、どこかのパートが著しく目立つというよりは、いずれのパートも重要な役割を果たして目立ちます!
打楽器アンサンブルでは、ときにある特定のパートが他のパートよりも著しく目立つということが起こるので、この配慮は演奏者側からするとなかなか嬉しいことですね!
また、曲の特徴としては、主題がはっきりとしているところが挙げられるでしょう。
したがって、繰り返し現れる主題に対してどのように音楽表現をつけるかがこの曲を演奏する団体に求められると思います!
私的には、この曲の構成はよくある打楽器アンサンブルよりも、どちらかというと吹奏楽曲に類似しているかなという印象を受けました。
使用する楽器は、打楽器五重奏としては比較的必要な種類が多い部類に入ると思いますが、いずれの楽器も普段吹奏楽曲の演奏で使用するような楽器ばかりなので、心配はいりません!
大変素敵な曲なので、聴いている人たちが聞き入るような演奏になるでしょう!
楽譜は以下のサイトで販売されています。
https://www.brain-shop.net/shop/g/gENMS-84158/
水面に射す紅き影の波紋
「水面に射す紅き影の波紋」は山澤洋之氏が作曲した曲です。
この曲はかなりの人気曲であると言え、アンサンブルコンテストや演奏会などのイベントで何度も演奏されている曲です!
実際にYoutubeで検索すればかなりの数の演奏動画を確認できます。
この曲は基本的に3人が鍵盤打楽器を、2人が太鼓系の打楽器を担当し、曲名が示す情景を表すかの如く、大変美しい曲です。
グレードが高い五重奏曲なので、パート全員が優れた演奏技術を持っている必要があります。
また、鍵盤打楽器を担当する人たちはいずれも4本マレットと2本マレットの演奏の両方に精通していなければなりません。
演奏者がする音楽表現が曲に大変現れるので、曲の各部分がどのような情景を描いているのかを共有し、表現していくと良いでしょう!
使用楽器の中で皆さんの楽部、楽団にない可能性がある楽器を挙げるとすれば、レインスティックでしょうか?
レインスティックは楽器としては比較的安く、もし無ければこの機会に購入するのも良いかもしれません。例えば以下のサイトで購入することが出来ます。
https://www.tirakita.com/howto/how_to_play_rainstic.shtml
ちなみに、打楽器四重奏曲としても演奏できるように作曲されています!(販売されている楽譜には四重奏、五重奏の両方が同封されています。)
楽譜は以下のサイトで販売されているので、チェックしてみてくださいね!
https://gakufubin.shimamura.co.jp/ec/pro/disp/2/g0174632
打楽重奏のための『狂歌百物語』より「鎌鼬」
『打楽重奏のための『狂歌百物語』より「鎌鼬」』は、濵口大弥氏が作曲したです。
この曲は弓でサスペンデッドシンバルを演奏するなどの特殊奏法がたくさん現れるので、視覚的にも楽しめる曲になっています!
また、このような特殊奏法から生み出される不気味な音によって、この曲の独特な世界観が生み出されます。
中間部は鍵盤打楽器がメロディーを担当していますが、この曲の鍵となるのは太鼓系といえるでしょう。
加えて、鍵盤打楽器を担当する演奏者を含め、演奏者各位が鍵盤打楽器以外の楽器を担当するので、普段のスティックを使った練習が生きてくると思います。
珍しいのは、鍵盤打楽器を4本マレットではなく、2本マレットで演奏するという点です。しかし、4本マレットがないから演奏が簡単という訳ではありません!
中間部はテンポが比較的早く、かつ打数も多いので、アンサンブルコンテストで良い評価をもらうためには演奏でミスをしない相応の練習量が必要となるでしょう!
こちらの曲はアンサンブルコンテストセレクションとして販売されている作品なので、時間は5分以内に収まっています。
しかし、選曲の際には、使用楽器に普段使わないようなGlass HarpやFlexatoneが含まれていることには注意してください。
それでも、この曲は世界観が現れるようによく作曲されている曲なので、一度挑戦してみるのも良いと思います!
楽譜は、以下のサイトで販売されています。
https://brass.winds-score.com/?pid=62001062
最後に
いかがでしたが?
いずれの打楽器五重奏の曲も良く仕上げられている曲であり、これらの曲を演奏すれば聴衆は釘付けになること間違いなしでしょう!
ぜひ参考にしてみてくださいね!
「どの打楽器五重奏がおすすめなのかわからない!」
「聴衆を惹きつけるような素敵な五重奏の曲ってどれなの?」