叩く、こする…などといった操作で音が出るものであれば、いずれも大きな枠組みとしては打楽器として扱うことが出来ます。したがって、打楽器の種類は無数と言えるでしょう。
もちろん、あらゆる打楽器を演奏するということはまずありませんし、知らないマイナーな打楽器があっても問題ありません。しかし、吹奏楽のパーカッションパートが使う打楽器だけでもかなりの種類があります。
これらの打楽器の名称や特徴などをまとめて知りたいなぁと思っていませんか?
この記事では、吹奏楽部でパーカッションを担当していた筆者の経験を踏まえて、よく使う打楽器から珍しい打楽器まで、様々な打楽器をご紹介していきます!
必ず覚えておきたい打楽器
冒頭で述べたように、打楽器の種類は無数にありますが、吹奏楽で使われる打楽器は限られてきます。しかも、楽器によって使う頻度がまったく異なります!
まずご紹介するのは、パーカッションパートではない人でも吹奏楽に携わる人なら必ず覚えておきたい打楽器です。
なぜなら、パーカッションパート以外の人も打楽器の運搬はすることになるので、名称や特徴を抑えていないと困ります。
「必ず覚えておきたい打楽器」と称してご紹介するのは、
スネアドラム、バスドラム、クラッシュシンバル、ティンパニ、マリンバ、ヴィブラフォン、シロフォン、グロッケン
の8種類の打楽器です。
以上の打楽器は演奏会を開催するなら大抵使う打楽器ばかりで、運搬することがほとんどだと思います。
また、吹奏楽でパーカッションを担当するならば、いつでも演奏できるようにしておきたい打楽器でもありますね!
詳しい説明は以下の記事を参考にしてください!
今更聞けない!パーカッションに属する楽器(打楽器)一覧~必須編~
よく使う打楽器
上記では「必ず覚えておきたい打楽器」としてご紹介しましたが、もちろんあれらの打楽器を覚えているだけでは物足りません。
小物打楽器に分類することはできない大きさで、頻繁に曲に登場する打楽器が存在します。パーカッションを担当している人は、確かにこれらを演奏する機会は多いなぁ~と感じるでしょう!
「よく使われる打楽器」と称してご紹介するのは、
サスペンデッドシンバル、ウィンドチャイム、テンプルブロック、ボンゴ、コンガ、銅鑼
の6種類の打楽器です。
これらの打楽器がよく登場することは間違いないですが、先にご紹介した打楽器よりも適当に扱いがちなところもあるでしょう。ですが、これらの奏法もしっかりマスターしておきたいです。
特に、サスペンデッドシンバルと銅鑼はほぼ必ずコンクール曲で演奏されるので、音楽表現のつけ方も含めて練習しておきたいですね。
詳しくは、以下の記事を参考にしてください!
今更聞けない!パーカッションに属する楽器(打楽器)一覧~よく使われる楽器編~
小物打楽器
パーカッションの中でも多くの種類を占めている小物打楽器。正直、吹奏楽によく使われる小物打楽器を上げるだけでもかなりの数があると思います!
小物打楽器は子どもの頃に扱われる楽器もあり、一般によく知られている打楽器がそこそこあるのも特徴ですね。
しかし、よく知られている小物打楽器もあれば、パーカッションを担当することになって初めて見た(見る)という打楽器も多いと思います。
ここでご紹介するのは、
タンバリン、トライアングル、クラベス、カウベル、スレイベル…
です(随時増やしていきます)。
小物打楽器の演奏は簡単に見られがちですが、全くそんなことないのはパーカッション奏者なら周知の事実ですよね(笑)
詳しい説明は以下の記事をご覧ください!
珍しい打楽器
様々な打楽器があるので、吹奏楽をやる上ではほとんど登場することのない打楽器もたくさんあります。
その中には知らなくても構わない打楽器もありますが、登場頻度が少ないけれど用いる可能性がある打楽器もあります!
「珍しい打楽器」と称してご紹介するのは、
ウィンドマシーン、サンダーシート、チャイニーズゴング、バンブーチャイム、リボンクラッシャー、アンビル
の6種類の打楽器です。
以上の楽器の名前を聞いて、この楽器知らないなぁ…と思った人もいるのではないでしょうか?
しかし、いずれも吹奏楽曲や打楽器アンサンブル曲などで登場する可能性があるので知っておいて損はありません。
これらの打楽器の中には、吹奏楽コンクールの課題曲で登場している打楽器なんかもありますよ!
以下の記事で詳しく説明しているので、気になる方ぜひチェックしてみてください!
知っていると得する!?パーカッションに属する珍しい楽器(打楽器)一覧
最後に
いかがでしたか?
今回は、吹奏楽で使われる様々な打楽器についてご紹介してきました。
打楽器には沢山の種類があり、全ての楽器を把握するのは困難である一方、パーカッションを担当する人は様々な楽器を演奏できるというのが大きな魅力となっています。
様々な打楽器を知って、それらを演奏することは非常に楽しいので、いろいろな打楽器の演奏に挑戦していって欲しいと思います!
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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