【2027年度吹奏楽コンクール課題曲決定!】どの曲が人気になる?4曲を徹底考察!

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2027年度全日本吹奏楽コンクール課題曲が発表されました!

今年の課題曲は、

・ウインド・バンド・ネオン(姫野七弦)

・行進曲「パルナッソス」(後藤元信)

・アルメリア(長生淳)

・Ascending the Snowcapped Peaks(ロバート・シェルドン)

4曲となりました!

ただし、今回発表されたのは『曲名』『作曲者』のみで音源や楽譜の公表は2027年の2月頃になります。

ですが、『49年ぶりの海外作曲者委嘱作品』等、個人的に気になる点は沢山あります!

本ブログでは、過去の課題曲についてまとめてきたので、過去の課題曲からある程度の考察はできそうです。

この記事では、2027年度課題曲の人気予想をしていきます!

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過去の傾向から考える

毎年課題曲が発表されると、SNSなどでは人気予想が盛り上がります!

過去の課題曲選択状況を振り返ると、人気課題曲にはいくつかの共通点があります。

例えば、

・コンクールで映える演奏効果がある
・課題曲だけでも十分な存在感がある
・課題曲の演奏時間が短く、自由曲を長く演奏できる
・全国大会レベルでも勝負できる

といった特徴を持つ作品は人気が集まりやすい傾向があります。

つまり、

自由曲を重視したい団体⇒マーチ系の課題曲

課題曲で他団体と差をつけたい⇒演奏効果の高い曲・難しめの曲

という感じで選ばれやすいです!

ただ、個人的には

『コンクール課題曲で沢山選ばれる』≠『将来的にも人気になる課題曲』

というわけではないと考えます。

将来的にも人気になる課題曲は、

「演奏して楽しい」「聴いて印象に残る」「課題曲らしくないほど作品として完成度が高い」

といった特徴があり、以下の記事でもご紹介していますが、

『ディスコ・キッド』・『風紋』・『さくらのうた』・『天国の島』

あたりは歴代屈指の人気課題曲ですね!

このことを踏まえて、今年の課題曲について考察していきます!

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注目度No.1は課題曲『Ascending the Snowcapped Peaks』

まず話題性という意味では、この課題曲が頭ひとつ抜けているでしょう!

作曲はロバート・シェルドン

海外作曲家による課題曲委嘱は非常に珍しく、2027年度最大のトピックと言っても過言ではありません!

シェルドン作品の特徴としてよく挙げられるのが、

・美しい響き
・豊かな和声
・自然な音楽の流れ
・教育的価値の高さ

です。

こちらは、シェルドン作品の中でも有名な作品の1つである『マナティーリリック序曲』です。

知らない方も多いかもしれませんが、シンプルな3部構成で聞きやすくていいのでぜひ聴いてみてください!

彼の作品は派手な技巧や奇抜なアイデアで勝負するタイプではなく、

「演奏することでバンドのサウンドそのものを向上させる作品」

が多いです。

近年の吹奏楽コンクールでは、単純な技術力だけでなく、音色や響き、アンサンブルが重視される傾向があります。

その意味では、シェルドン作品の作風は日本のコンクールとも相性が良いと予想します!

そう考えると、

シェルドン作品は話題性だけでなく、コンクールで結構選択される可能性が十分ある

と思います!

ところで、「Ascending the Snowcapped Peaks」は直訳すると『雪冠の山々へ登る』という意味です。

雪山への挑戦や山頂到達の達成感を描いた作品であることが予想され、壮大で分かりやすい音楽が期待されます!

強豪校から注目を集めそうな課題曲「アルメリア」

長生淳氏による委嘱作品「アルメリア」も人気候補の一つです。

長生淳氏は現在の吹奏楽界を代表する作曲家の一人であり、自由曲でも高い人気を誇ります。

長生氏の曲で有名な作品をあげると、『トリトン』がありますね。

長生氏の作品は情景が思い浮かぶ作品が多く、こちらの『トリトン』は海をテーマにした作品です。

また、四季連禱(しきれんとう)と呼ばれる『波の穂』『蒼天の滴』『翠風の光』『楓葉の舞』の四部作を作曲したことでも有名です。

そして、今回の作品は『アルメリア』

『アルメリア』と聞くと、スペイン南部の都市名を想起する方もいるかもしれませんが、おそらくこちらの花の名前としてのアルメリアかなと思います。

というのも、先に述べた通り、作風として自然や風景を描いた作品となる可能性が高いからです(スペイン系の音楽の可能性も0ではありませんが…)。

例えば、『さくらのうた』や『風紋』といった課題曲のように、音楽的な魅力が高い曲となる可能性が高く、非常に楽しみな1曲ですね!

ただし、長生作品らしく、音色やハーモニーの作り込みが求められる作品になる可能性が高く、団体によって評価が分かれる課題曲になるかもしれません。

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課題曲「行進曲 パルナッソス」は一定の人気がありそう!

続いては、今年の課題曲のマーチ枠である『行進曲「パルナッソス」』です。

毎年の課題曲選択を見ると、やはりマーチ作品は一定数の支持を集める傾向があります。

近年のコンクールでは自由曲の難化が進んでおり、課題曲には『まとめやすさ』を求める団体も少なくありません。

その点、マーチ作品は練習計画が立てやすく、自由曲に練習時間を割けるメリットがあります。

特に全国大会を目指す団体ほど、課題曲は無難にまとめて自由曲で勝負するケースも最近は多いです。

なので、やはり例年と同様にやはりこの曲にも一定数の人気があると予想されます!

課題曲マーチは毎年出されますが、一口にマーチと言っても課題曲によって結構異なります。

今回の曲がどんな曲か想像しにくいところですが、曲名である『パルナッソス』にヒントが隠れていると考えます。

そもそも、パルナッソス(Parnassus)はギリシャにある実在の山で、神話や芸術の世界では非常に有名な存在です。

というのも、パルナッソス山は音楽の神アポロン詩・芸術を司る9人のムーサ(女神)と深く結びつけられた山だからです。

そのため『芸術・音楽・詩の聖地』というイメージがあります。

この背景からも分かるように、おそらく『格調高い』マーチになると予想されます。

ところで、マーチには『アメリカンスタイル』『ブリティッシュスタイル』のマーチがあります。

2026年の課題曲が分かりやすいですが、前者が『あつまれ おもちゃのマルチャ!』で後者が『ザ・ガーズ』ですね。

どちらかというと『格調高さ』を感じるのはブリティッシュスタイルのマーチなので、今回の『行進曲「パルナッソス」』は『ザ・ガーズ』のような作品になるのかなと予想します!

今年のマーチ作品はどのような作品なのかすごく楽しみですね!

曲の予想が難しい課題曲「ウインド・バンド・ネオン」

朝日作曲賞受賞作である「ウインド・バンド・ネオン」

正直、タイトルからもだいぶ予想しにくい作品の一つです。

というのも、近年の『朝日作曲賞』マーチ・マーチ以外の両方から選出されているからです。

朝日作曲賞 課題曲年度 作品
第26回 2015 マーチ・スカイブルー・ドリーム
第27回 2016 スケルツァンド
第28回 2017 古き森の戦記
第29回 2018 「あんたがたどこさ」の主題による幻想曲
第30回 2019 トイズ・パレード
第31回 2020(2021継続) やまがたふぁんたじぃ
第32回 2022 行進曲「煌めきの朝」
第33回 2024 行進曲「勇気の旗を掲げて」
第34回 2025 祝い唄と踊り唄による幻想曲
第35回 2026 夕映えの丘
第36回 2027 ウインド・バンド・ネオン

年によって、課題曲のマーチ2曲の年1曲の年があるため、今回の『ウインド・バンド・ネオン』がマーチ課題曲なのかも微妙なところです。

ところで、この曲の作曲者は姫野七弦さんという作曲家として活躍されている方で、すでに作品としても多くの作品を世に出しています。

HIMENO Natsuru Official Website / 作曲家・姫野 七弦の部屋

姫野氏の作品を見てみると、『コンサート・マーチ「音の泉」』『スプラウト・マーチ』『こみちのマーチ』等、マーチ作品には曲名に『マーチ』が入っているように見受けられます。

そうなると個人的にはマーチ以外の曲なのかな?と感じますね。

冒頭にご紹介した2曲がハーモニーを重視する作風になる可能性が高いので、どちらかというと明るい曲調かなと考えます。

『ネオン』とは言っていることからも『きらびやか』な印象の曲になりそうです!

また、この曲の作曲者である姫野氏は打楽器(マリンバ)専攻の方です。

打楽器出身の作曲者の場合、打楽器が目立つ作品が多くありますので、打楽器が目立つ作品の可能性が高いかも!

パーカッションをやっている筆者としては、個人的にこの曲の打楽器に注目しています!

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まとめ

2027年度課題曲は、

・ウインド・バンド・ネオン(姫野七弦)

・行進曲「パルナッソス」(後藤元信)

・アルメリア(長生淳)

・Ascending the Snowcapped Peaks(ロバート・シェルドン)

という非常に個性豊かなラインナップとなりました。

現時点ではどの課題曲が人気になるか断言することはできませんが、だからこそ参考演奏の公開が今から楽しみですね!

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

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